業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

7月23日(土):40日

帰国まで40日。出発まで39日。洗濯洗剤が残り10回分(笑)。一人暮らしなので洗濯は週2ペース。最後の方は衣類の多くは洗わずに捨てていくことになるので、ちょうどいいわけか。

  • 研究室動画チャンネル関連作業。新しいコンテンツの編集を開始したのだが、色々とトラブル発生(苦笑)。応急処置を経て、提供元の先生に確認依頼まで進める。こういうきっかけで、動画を手掛けた人が離脱していくのだろう。ここは耐えどころ(笑)。
  • 昨日査読結果が戻ってきた院生筆頭著者論文について。1)共著者の先生に状況報告と協力のお願い。2)アブストラクトの英文校閲を業者発注。その他、論文本体の内容もつめようと予定していたが、明日に回すことに。
  • 派遣元大学に提出する月例報告書(今月分)の執筆・改訂。まだ今月が終わっていないので仕上げられない箇所もあるが、それ以外は概ね終えた。

本日のヘルシンキ

  • 制限解除から1週間が経過したフィンランド・ロシア間の陸路での国境通過。南東部におけるロシアからの越境者は一日あたり7,500人から8,000人で安定的に推移。コロナ前の3万人に比べるとまだ少ないが回復。また、フィンランド側からの「給油越境」は、予想されたほどは多くないとのこと。
  • コロナに関する報道。高名な医師が、コロナ感染症は危険伝染病のリストから外すべきと提言。この議論自体は日本にもある。ただし、冷静に読み解かなければならないのは、外すべき理由。1つは、危険というほどには死亡率が高くないこと。もう1つは、感染力が高く、検疫や隔離で蔓延は防げないこと。
    • 翻って日本の「マスク」議論は、マスク着用が有効であることを前提に、熱中症などのデメリットとの比較検討をするわけだが、今の感染状況をノーマスクの国と比較すれば、ほぼ役に立っていないことが自明。外敵の脅威に対して「竹槍を一生懸命削っている」感。その点、思考停止状態の「専門家」の罪は重いわけだが、自分も農業系専門家として、他山の石としなければならない。

さて、明日も働きます。