業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

4月27日(水):論文修正続く

すっかり暖かくなってきたと油断して薄着で外出したら寒い。気温を確認したら、朝は氷点下、日中も5度近辺。こういう時に、日本の環境省から「本日より熱中症警戒アラートを開始します」などという案内がくると、異世界としか言いようがない(実際そうだとも言える:笑)。

  • 日本とオンライン会議。日本で行われている会議にリモート参加する形式。今年度から新たな研究プロジェクトが立ち上がり、自分もお手伝いする。本格的なところは帰国後になる。
  • 派遣元大学関係。送付された資料の読み込み、学生とのやりとり、事務とのやりとり、先生とのやりとりなど。すべきことは一旦こなす。
  • 残りの時間は投稿中論文の修正作業。自分は最後は紙に打ち出した原稿を読まないと整理がつかないタイプなのだが(要は、自分が書いたと思うとどうしても甘くなるので、他人の文章を読んでいる雰囲気にしたい)、打ち出して修正をかけるところまでは進んだ。実質的には明日が最終日。今日も最後に原稿が真っ赤になってしまったが、これを明日に再度練り直し、要旨を書き直せば再提出できるか。締切は金曜なのは変わらない(笑)。

本日のヘルシンキ

  • コロナ感染者数の昨日までの1週間平均は320人/日(前日比−30人)。昨日久しぶりに増加に転じたが、本日は再びマイナス基調になり、第6波後のボトムを更新。もうちょっと下がるといいのだが。
  • コロナといえば、フィンランドの大統領がコロナに感染し、軽症とはいえない状況だったが、回復に向かっているらしい。よかった。
  • ロシア問題で、新たに地理と世界史の勉強になったのがサイマー運河。

もともとフィンランド領だったところが割譲され、運河の運用は確保できていたところ、それも破棄されるかもしれない…カレリア地方は、フィンランドの精神的な故郷とされ、一部は今もフィンランド領なので、滞在中に訪れたいと思っていた場所。今は迂闊に近づけない場所になってしまった感もある。

明日は論文の仕上げに勤しみます。