業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

7月22日(金):オンライン攻め

朝からオンライン会議が続き、昼過ぎには疲れてしまった(苦笑)。

  • オンライン会議その1。派遣元大学の先生とカリキュラムに関する打ち合わせ。
  • オンライン会議その2。派遣元大学のオンライン会議。
  • オンライン会議その3。派遣元大学で開催された研究会に参加。
  • 指導院生が筆頭著者の投稿論文の査読結果が戻る。想定よりは易しかったが、簡単ではないので対応が必要。教育上の観点からは、まずは院生が頑張り、適宜指導教員が介入(笑)、という手順。当該院生には初めての論文投稿でもあるので、査読者のコメントに対する対応表の形式を作り送付。形式といっても、査読者コメントはきちんと入れてあるが、投稿者の回答欄は白紙(笑)。
  • 帰路の航空券について、月初に旅行代理店に問い合わせをしたのだが、確認しますという返信があったきり、2週間超放置されているので、やや強い調子でリマインド。
  • 来月の研究会の日程調整。無事に決まり、zoomも設定。一旦了。もっとも、大事なのはこれからの発表準備の中身だが。関連して、報告者のお一人から質問があったので、少し調べ物をしつつ回答。
  • 研究室チャンネルに動画アップ。すでにコンテンツはできていたのだが、関係者の了解が得られたので、YouTubeへのアップ、研究室ブログ、Twitter更新作業も了。続けて、次に編集してもらう動画材料を外部委託。また、今後の配信予定をアップデート。
    • その後、アップした動画に軽微なミスを発見したと修正版を送ってもらったのだが、YouTubeの特性上、動画の差し替えはできない(削除→再投稿するしかない)。もうちょっと待てばよかったのだが、あとのまつり。
  • ここまで取り組んできた原稿の見直しと最終仕上げ。締切は9月だが、これから何があるかわからないので提出することに。これも一旦了。

本日のヘルシンキ

  • 本日朝、北部ラップランド地震発生。マグニチュード2.8はここ4年間で最も大きく、「a major earthquake by Finnish standards」と表記。なお、フィンランドではマグニチュード0〜4程度の地震が毎年「数十(dozens)」発生しているとのこと。国が違えば感覚が異なることの典型が地震とも言える。
  • EUが来月から来年3月末までのEU内の天然ガス消費量を2016年〜2021年比で15%削減する方針を打ち出す。その背景は、むろんロシア。ロシアからの天然ガス供給が削減・遮断されても十分な供給量を確保するための対策。ただし、一回しかフィンランドの冬を越したことがない人間が言うのもなんだが、消費がどうなるかは気候次第。あるいは、代替エネルギー源による暖房確保か。
  • アオコに関する記事。例年よりも気温が高いため、アオコの成長が進んでおり、小さな子供やペットが飲み込んだりすると健康被害の懸念がある。風雨や水流で攪拌されると見えなくなるため、水面の見た目では判断がつかない。また、本来成長が遅いプランクトンであるため、急に増えることはないが、増えたものはしばらく多いまま。当面は警戒が必要ということだろうが、さて、夏を楽しむフィンランド人にどこまで響くか。

原稿が1本片付いたと思ったら、(筆頭著者ではないとはいえ)論文の手直しが始まる。こういう生活から遠のいてしまったら研究をしていないことになるわけだが、もうそろそろ言いたいこと自由に言って過ごしたいなあと思うことも(笑)。

ともあれ、週末も引き続き頑張ります。