業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

12月13日(月):冬至まで8日

ヘルシンキ大学の博士課程生の審査会議にオンライン参加。審査員は自分を含めて4名。事前に提出した資料がクエスチョンだったのだが、まだ最終審査の過程には入らず、定期的に開催される審査業務の一環。もうちょっと頑張ろうね(笑)。

・派遣元大学関係のやりとり。1)日本国内のイベントに関連して学内事務と書類のやりとり。2)担当科目の小テストの採点方針について担当の先生と打ち合わせ。3)2年生のゼミ配属について、同じ研究室の先生とのやりとり。

・日本の某学会の役職について、現職の先生とやりとり。

・参画している研究プロジェクトで計画している、来春の学会(日本・オンライン)でのセッション報告。資料がひとまず出揃ったとのことで一通り確認。自分の役割は報告ではなくコメンテーター。研究内容はすでに他誌に投稿済のため。

フィンランド食料安全保障文書の翻訳。今日は微速前進。進捗度は6割には届かないか。

寒波はひとまず収まり、気温は0度以上をキープ。0〜2度で安定。ただし昼の時間は短く、コロナのせいで学内活動も制限。ヘルシンキでの巣篭もり生活には、多様な意味がある(苦笑)。

ヘルシンキのコロナの状況は、直近1週間で、日平均250名弱。9月の渡航時には50名程度であったことを考えると、直実に増えてしまっている。ヘルシンキの人口は東京の約10分の1なので、東京でいれば2,500人相当。

フィンランドからの帰国・入国者に対する日本側の対応も変更。オミクロン株感染国になったため。指定宿泊施設で3日間待機とのこと。当面、帰国予定はないが、家族・友人がフィンランドに遊びに来るというオプションは1歩も2歩も後退。