業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

12月14日(火):冬至まで7日(家賃支払)

出掛けようと思っていたがあいにく終日雨。気温は2度ほどで安定。氷点を超え、雨が降ったため、路上の氷雪は一気に溶けた。先々週くらいが異常で、本来のヘルシンキの12月はこのレベルなのだろう。

・派遣元大学と諸々のやりとり。1)2年生のゼミ配属希望調査締切。来年度の我がゼミの陣容が固まる。本来はまだ固まらないのだが、留学中のゼミ生募集のため、特例措置として募集ラウンドは1回のみ。決まったからにはゼミ生諸君には頑張ってもらいたい。2)指導院生にについて担当いただいている先生と情報のやりとり。こちらは教えてもらうのみだが。

・派遣元大学の卒論指導2名。1)内容というより形式的な部分でやりとり。2)すでに下書きを終えたという学生の草稿チェック。結果を戻す。

・学外(日本)とのやりとり。1)某学会と業務日程について。2)コロナ前に学生実習でお世話になった方からご連絡いただく。ついでに予算執行を少々。3)継続中の研究プロジェクトで予定している明日の研究会の準備。4)前期とは別の研究プロジェクトで意見交換。自分の担当パートはすでに仕上げて投稿してから渡航したので、実質的に離脱している。他の部分の成果について見聞きして、なるほどと理解。

フィンランド食料安全保障文書の翻訳。微速前進。今日こそ進捗度6割超えかと思ったが、まだ超えてなかった(苦笑)。

最後に業務ではないが、入国(入居)3ヶ月超の時点にて、ようやく家賃支払い。家賃支払いは銀行振込のみ受付→銀行口座を開き、日本から送金する必要→銀行口座を開くためには外国人登録が必要→コロナ禍のため外国人登録には予約が必要。という流れがあった。

これに近い経験をする人がいるかもしれないので経緯を細かく記すと、9月3日入国→9月4日外国人登録手続き確認。予約を入れたが最短が10月8日→9月6日銀行窓口にて口座開設申込。条件付きで開設できるのではないかと見込みを教えられる→9月28日銀行から外国人登録が終わらないと口座開設できない旨の通知届く→10月8日外国人登録手続き→10月13日外国人登録手続き完了通知届く→10月14日銀行にて再度口座開設手続き。手続き完了まで3週間ほどの見込みを示される→11月15日全ての書類が届き銀行口座手続き完了→11月17日当面の家賃支払いに必要な金額を日本から送金。着金も確認。

といった形で、11月17日に家賃支払いの準備がようやく整った。

現在の住居は大学寮のため、家賃については大学施設部とのやりとりになるわけだが、こちらの方は9月中旬に9月分の家賃請求書届く。期限は「(初回なので)できるだけ早く」→9月28日に銀行口座開設不可の連絡が届いたため報告し「10月に2ヶ月分支払い」旨返信受ける→10月14日銀行口座開設申込と開設まで3週間かかる見込みを報告し「11月初旬の支払い(3ヶ月分)」旨返信受ける→11月15日口座開設手続完了を報告「了解」旨返信受ける→11月17日支払準備完了の旨報告・支払手順や金額について質問(返信なし)→12月7日支払手順や金額について再度質問(返信なし)→12月14日「4カ月分未納」通知届く。

ということで、こちらとしては支払を待ってもらったため、イレギュラーな支払いをどのように行うべきか質問していた(4カ月分一気に払うのか。その際のReference番号はどうすべきかなど)が返信がなく、代わりにあなたは4カ月未納です、という通知が届いた状況。

こちらが連絡していた担当者と、未納の連絡を送ってきた担当者が別であったため、話が複雑になりかけたが、先方から謝罪、一度発行した請求書が決済されないと次の請求書が発行されないというシステムの説明、および今回の支払方法についてのインストラクションが届いたので、それに従って迅速に振込手続き。無事に終了。

日本人は文句言う、といった風評が立つと次にくる日本人の方に申し訳ないので、振込手続きを終えた旨の連絡と、4ヶ月待っていただいたことに対する感謝のメールを送付。これにて家賃問題は落着(したはず)。

ヘルシンキでの生活基盤を整えるにあたり、最後まで残っていたタスクが家賃支払。これも無事に解消し、普通に生活できる基盤が整った(はず)。ここまで3ヶ月以上が経過しており、残りはもう9ヶ月を切っているわけか。