業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

4月7日(木):冬→夏?

今日も雪がちらつく天候。気温もかろうじて2度程度。景色だけ見ていると、とても春には見えない。一方、フィンランド人の感覚だと5月は「夏が始まる」のだそうで、すでに1ヶ月を切っている。5月に夏になるためには、春をスキップして一気に夏に移行する他はない(笑)。

  • 昨日の研究会に関連して、メールのやり取りや紹介された論文の読み込みなど。
  • 派遣元大学から届く資料に目を通す。形式的ではあるが、手続きが必要な案件。
  • 派遣元大学で大学院に進学した学生とオンライン打ち合わせ。論文投稿や今後の研究計画など。その後、留学中の指導をお願いしている先生とのやりとり。
  • ヘルシンキ大学にて、今夏に向けた情報収集。前にも書いたかもしれないが、6月下旬から7月末までフィンランドは休暇モードに入ってしまい、8月になると今度は自分が帰国モードに入ってしまうので、フィンランドでの実質的な研究活動はあと3ヶ月弱と理解している。
  • 派遣元大学の研究室ブログ更新。こちらはいただいたテキストと写真をアップするだけだが、新入生イベントが順調に推移していることと、新入生ネタはアクセスが多いことがわかる。
  • 秋の学会分科会の設営作業。コメンテーターの依頼など。今のところは順調に推移。あとは肝心の研究内容か。

本日のヘルシンキ情報。

  • コロナ感染者数は、昨日までの1週間平均が550人/日(前日比−30人)。報告される感染者数は下がり続けている。担当大臣によると額面通り減少していると受け取るべきではないとのことだが、検査されない症例がたくさんあるにしても、上がるよりは下がる方が好ましいのだろう。
  • 冒頭に天候の話を書いたが、今週末にフィンランド南部で洪水への警戒が呼びかけられている。すなわち、例年よりかなり多い積雪が溶け出すことに降雨(雪)が加わることで、河川の水位上昇が危惧されている。今冬は特に寒く、積雪も多かったので、ヘルシンキ中の路上に転倒防止のために撒布された小石の回収も1ヶ月以上遅れているとのこと。回収作業は現時点でも5月末が想定され、今後も気温の低い状態が続くと6月にずれ込むこともあり得るらしい。

個人的には、とにかく路面から氷雪がなくなり、ジョギングが再開できる状況になってほしい。密かに(でもない)出場を予定しているヘルシンキハーフマラソンまであと64日(6月開催)。もう1つのハーフマラソンが5月中旬。6月開催のハーフマラソンまででも練習期間が短い気がしているのだが、5月となるとさらに厳しい。とはいえ、設定時間にも余裕がある(ゴールまで4時間ほど)ので、レースというより、脚慣らしのために出る考えもあるかも(笑)。