業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

8月25日(木):残り6日

気温がぐっと下がり、最高気温19度台。概ね16度台で、上着が必要。帰国まで暑いなら暑いで、服装も夏仕様のまま帰国すればいいのだが、気温が下がると秋仕様にせざるを得ず。残り数日なのだが、着る服・捨てる服・しまう服の選択が難しい。

  • 昨日から引き続き非公表業務。一旦終わらせる。仕上げは帰国前後か。
  • 派遣元大学に提出する諸報告書のアップデートと見直し。あとは、いよいよ帰りのフライトで見返して仕上げればいいというレベルになってきた。
  • 派遣元大学の予算執行。事務方とのやり取りで前進。
  • 研究室動画チャンネル関係。本格的な作業は明日か。
  • 帰国後のTo Doの整理。生活面での手続きも含め、ブレイクダウンしてリストアップした方がよさそう。
  • 科研費の申請準備を開始。これも帰国後のTo Doの1つ。ただし、最近の学会(学界)の動向(もっと言えば、採択の動向)を見ると、自分が考えていることとのズレが大きくなっていると感じるので、自分のやっていることは相変わらず先走りすぎているのだろうなあと改めて思う。続く。

本日のヘルシンキ

  • 週に一度のコロナ感染者数の公表。昨日までの1週間の感染者数は110人/日(先週比−40人)。昨年末の第6波以降では最小値。もちろん、政府も認めているように、駆逐できたわけではなく「鳴りを潜めている」ということ。なお、次回公表は帰国後なので、今回が帰国前最後の感染データのチェック。帰国前最後の値が一番小さいのはいいことなのだろう。
  • 政府の所得給付施策(日本でいう生活保護手当と思われる)が、就労の妨げになっているとの分析結果。所得が一定額を超えると給付が減額・停止されてしまうことや、受給に際しての資産処分や家計の状況を定期的に徹底的に調べられることで、被給付者の尊厳が失われることなど。日本と同じ。
  • 冬に向けた省エネキャンペーンの内容を政府が発表。「暖房の設定温度を1度下げる」「エンタメ機器ではなく本を読む」「シャワーは5分で」など。2番目はつまり、ゲーム機で遊ぶのを控えましょう、ということ。日本が夏にエアコンの温度設定を、という話に近いが、冬の厳しさがどの程度かで効果は大きく異なる。また、キャンペーンに協力したからといってポイント付与はない(笑)。エネルギーを使わなければその分コストが下がるのでお得、ということ。
  • 今夏を振り返る報道。昨夏ほどではないが、今年の夏も例年より暑く、時期としては特に6月末から7月上旬にかけて、地域別ではラップランドが暑かったことが報告されている。たまたまこの時期に北極圏ドライブを敢行し、北緯71度でまさかの気温30度に遭遇した身としては、この暑さ(の異常さ)は体感的にもわかる。なお、こちらでは、「夜を通して20度を切らない」状況をTropical Night(熱帯夜)と呼ぶらしい。国が違えば定義も違う。

本日の帰国準備。標題の通り帰国便搭乗予定日まであと6日。

  • 滞在中最後の買い物と思われる品目:バナナ。というより、残りの滞在で買う可能性が残っているのは、パンと牛乳くらいしかない。パンはおそらく買うが、牛乳は買わないかな…というレベル。
  • 断捨離を少々。
  • こちらの学科の先生方に、昨日のお礼も含めたサンキューメールや昨日撮影した写真などを送付。1年間のお礼。
  • 帰国後の携帯再開に向けた予約。窓口に行かないとできないらしいので。

つまり、1週間後には日本にいるわけか。

定常モードは明日まで。明後日からは部屋の片付けなど、撤収が本格化する。