業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

6月1日(水):6月スタート

6月スタート。夕方にジョギングした時に、暑いと思って半袖Tシャツで走ったのだが、気温を確認すると17度弱。日本に比べるとだいぶ涼しいわけか。

  • 派遣元大学に5月分の月例報告書提出。これもあと3回か。
    • ついでに6月分の家賃も大学に振り込んだのだが、振込もあと2回か。
  • 農場訪問など、ヘルシンキ国内に受け入れ打診をまとめて送信。1カ所からはすぐにOKの返答があり日程調整に入る。
  • 派遣元大学の学生を対象に実施を検討しているフィンランド研修について、希望学生に連絡。本日から日本の水際対策が緩和されたが、まだ実施を見通せるほどには緩和されていない。現状の参加希望者は7名。最終確認及び実施可否判断は7月1日に行うこととする。7月1日で緩和されていなかったら諦める。もう少し引っ張ることもできなくはないが、あまり引っ張るのも学生の都合上良くないという判断。
  • 派遣元大学とのやりとり。1)配信された資料のチェック。2)学生との連絡を依頼されたので橋渡し。
  • 残りの時間は、金曜日に予定されているオンライン研究会(日本)の準備。新たにいただいた情報もあり、研究そのものに関する楽しみは増えるが、まずはまとめることも必要。続く。

本日のヘルシンキ

  • コロナ感染状況が久しぶりに更新。昨日までの感染者数の1週間平均は160人(1週間前比+20人)。日本では水際対策の緩和やら外国人ツアー客の受け入れ、マスク着用の是非などが議論されているが、こちらでは話題に上がること自体が激減。疾病関連ではむしろサル痘の2例目が見つかったという話が上位。
  • フィンランドで働く外国人労働者について、政府労働局が調査した約半数の事例で給料や手当の支払いが正当になされておらず、労働時間も正確に記録されておらず、(翻訳の関係で正しい理解ではないかもしれないが)日本でいうところの偽装請負のような事例も見られたとの記事。こういうのはどの国も変わらないのか。
  • ロシアへの経済制裁により、フィンランドの養殖業が影響を受けている。曰く、ロシアへの販売目的でシャケ(ニジマス)の稚魚を飼育していた業者が輸出が不可能に。養殖には魚量及び飼料量について環境規制がかかっており、稚魚の出荷を想定していた業者が成魚まで養殖を継続するためには新たに許可を得る必要があるが、政府がすぐに許可を出すことはできないとの検討結果を公表。また、仮にこのまま成魚まで育てて出荷した場合、来年の秋から市場に出回ることになるが、ノルウェー産が大量に入ってくる時期と被った場合、市場が混乱する恐れが指摘されている。来年の秋というと、自分が帰国した1年後か。

6月に入ったと同時に、次のハーフマラソンまであと10日にもなったわけか。前回は新しい靴を履いて足が痛くなったので、今回は古いシューズでの出場に傾きつつある。もう寿命だが、長いこと履いているだけあって自分の足にはフィットしている。履き納めにはいい機会かもしれない。