業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

8月14-15日:休暇中作業(その2)

さて、夏季休業もこれにて終了。

  • 研究室動画チャンネル。新たなコンテンツはなかなか手強いことが判明(笑)。休暇明けは仕事が立て込んでいるが、暇を見つけて取り組むしかなさそう。
  • 間もなく再投稿期限となる院生筆頭著者の投稿中論文の修正。明日には仕上げねば。

ということで、ここ1週間のヘルシンキ

  • ヘルシンキ自治体が、職員に市の公共交通機関の年間無料パスを配布する計画。ヘルシンキの公共交通機関は、近郊電車・地下鉄・バス・トラム・船が一体的に運営されているが、コロナ禍による乗客減少とエネルギー価格高騰の影響で経営は苦境にあるという。無料パス構想は、乗客の上昇には寄与するが、だからと言って公共交通機関への補助金額を増額することでもないようで、職員にはありがたい話かもしれないが、公共交通機関の運営安定化の観点からすればクエスチョン。
  • 大学生向けの食堂には、政府から一食当たり2.30ユーロの補助金が出ており、提供価格は5ユーロの上限、すなわち学生負担は2.70ユーロになっているが、食材費などのコスト高騰により、10月から0.50ユーロ値上げされる見込み。一方で補助金が0.25ユーロ増額される可能性もあるとのこと。
  • 7月の物価水準は1年前より7.8%上昇。引き続き、1980年代以来の高水準が続く。食品とノンアルコール飲料は12.4%上昇。
  • 今夏、ベリー摘みのために森に入って迷子になってしまった人が100名超との警察の発表。多くは数時間後に見つかるとのことだが、さて。

明日からは正常復帰します。