業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

3月14日(月):雪解け

ヘルシンキ市街に出ると、歩道の路面はほぼ雪なし。自宅周りはまだ雪が多いのだが、それでもかなり解けている。もう少しで氷雪の呪縛から逃れられるか。

  • 先週から新たに仕掛けている日本の事例の調べ。先週の聞き取りに基づいて作成したメモについて先方とやりとりしたり、新たな資料を読み込むなど。
  • 日本での研究会(5月)や学会(9月)の報告についてのやりとり。特に半年後の話を改めて構想すると、不確定要素が多いことを再認識。
  • 留学希望者対応。条件が合わない場合、返事はすぐに書ける。
  • 昨日届いた学生筆頭著者の投稿予定論文。3ラウンド目。内容がそろそろ固まってきたので、英文サマリーも作成。一度寝かして、明日また取り組む予定。

本日のヘルシンキの状況。

  • 久しぶりに情報更新があったコロナ感染状況。昨日までのヘルシンキの感染者数の1週間平均は610人/日(前回日+80人)。確実に反転上昇の気配があるが、コロナに関して残る規制も明日で終了予定。明後日以降に残るのは手指消毒の徹底など(6月末まで)。さて、このまま本当に正常化するのか、あるいはまた揺り戻しがあるのか。
  • ウクライナ関係。1)日本のNHK で放映されていたが、ロシアから出国ルートとして、サンクトペテルブルグからヘルシンキ行きの特急列車を利用する人が増えている。経済制裁と空路の封鎖で、ロシアにいる日本人の帰国ルートもこれになる気がする。ちなみに対ドル円安が進んでいるが、対ユーロではそれほどでもないのは助かっている。2)フィンランド世論調査NATO加盟を支持する人が62%。2月末の調査で52%となり初めて過半数となったことが報道されていたが、その後2週間でさらに上昇。ちなみに同調査で2017年は賛成21%。いかに上昇したかがわかる。べき論というよりは、いかに国内でウクライナ問題が不安視されているかを反映している。

水・木とオンライン会議なので、明日は有効に使いたいところ。