業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

6月26日(日):夏至祭のあと(28.5度)

午前に私用でヘルシンキ市街に出たのだが、祭りの後だからか閑散とした雰囲気。ついでにインクカートリッジを買いたかったのだが、本日は多くの店が午後から営業。オンラインの打ち合わせも迫っていたので断念。

  • 派遣元大学の学生とオンライン打ち合わせ。月末に予定されている学科の動画撮影に向けた最終確認。打ち合わせ後、資料の最終修正・仕上げ・提出。あとは当日に現場で対応となるので、自分の役割は終了。
  • 9月の学会(日本)に関して招聘している方からの問い合わせへの対応。もう2ヶ月ちょっとか。
  • 昨日から続き、某学会の論文査読。仕上げる算段もあったのだが、結果的には微速前進にとどまる。その遠因は下記に。

本日のヘルシンキ

  • 鳥インフルに関する報道。フィンランドでは過去2年間に100件近い症例が野生の鳥類で報告されている。範囲は全国に及び、キツネなどの哺乳類の感染事例も見られる。発見されている症例は氷山の一角にすぎず、感染実態はより深刻との見立て。フィンランドの人口密度の低さや森林面積の広さを考えれば、さもありなん。
  • 鉄道の工事の遅れによって、主要区間の一部が急きょバスの代替輸送に切り替わったニュース。工事のため元々運休していたわけだが、予定の時間までに終わらず、バスへの代替がアナウンスされたのが運行時刻の15分前だったことでさらに混乱に拍車。復旧は月曜未明以降になる見込みで、北部地域に向かう夜行列車は運行取りやめ。夏至祭の直後だけに、休暇期間の出鼻をくじかれた感じか。

本日の最高気温は28.5度(17:20)。昨日、「25度の壁」と書いたが、あっさり更新(笑)。エアコンもなく、夕方以降の直射日光も厳しい寮の部屋は蒸し風呂状態。他の部屋は廊下側のドアを開け、風の通り道を作って凌ごうとしているが、廊下側のドアを解放する行為は禁止、と先日大学の施設部から注意喚起が来たばかりなので、いい歳した大人がルールを無視するのもどうかと思い、今日のところは我慢。我慢はしたが、暑さにやられて仕事の効率はダダ下がり。

さて、もう一日頑張ります。