業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

6月25日(土):夏至祭

夏至祭。夏至祭が終わると夏季休暇に入ることが多く、これから7月末までは開店休業状態。言われてみれば、昨日は21時過ぎにジョギングに行ったのだが、夏至祭前夜(Midsummer Eve)のためか、近所のあちこちで焚き火。山火事が心配になるくらい。ちなみに、北部Laplandなど一部地域を除き、フィンランドでは焚き火は禁止行為(苦笑)。国土の7割が森林なのだから、ある意味当然か。

  • 予算執行手続き。必要な書類を業者にリクエスト、大学事務に提出する書類の下書きなど。
  • 某学会の論文査読。論文は先日読んだので、本日からコメント作成開始。続く。
  • 少し時間ができたので、研究室の情報発信(ブログ、TwitterYouTube)を整理。

本日のヘルシンキ

  • 「溺死」に関するニュース。フィンランド国内の溺死数は減少傾向にあるものの、2021年の死者数は165人。人口あたりで見るとフィンランドノルウェーの2倍超。性別では男性が圧倒的(82%)、岸辺から10メートル以内で一人で泳いでいる時に事故に遭う割合が一番高い。また、死者の平均年齢は64歳と高く、持病や飲酒が関連しているケースも多い。つまり、サウナ利用時の事故が最も多いということで、フィンランドらしいといえばらしい。
  • 夏のコンサートやスポーツイベントに大量の観客が訪れているとのニュース。ここ2年はコロナで開催されておらず、久しぶりの夏イベント。チケット価格が上昇している影響は限定的。一方、イベント開催の成否が読めない時期が続いたため、開催直前のチケット販売あるいは購入がトレンドになっているらしい。色々と読めないので「直前まで決めない」のも時代の流れか。
  • ヨーロッパの熱波の影響がフィンランドにも及び、気温が上昇するとの予報は先週末から出ていたが、本日フィンランド東部で29.7度の今季最高気温を記録。ヘルシンキも24.1度まで上昇。言われていたような30度近い気温には至らず、「25度の壁」があるように見える。明日は29度まで上昇する予報だが、さて。本当に29度になったらエアコンなしの直射日光が入る寮はしんどそうだ。

明日は市街に出るが、昼前には帰宅予定。その後は査読を仕上げねば。