業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

5月16日(月):花見

相変わらずの筋肉痛だが、ヘルシンキの「桜公園」の桜の開花が見頃との情報を聞き、業務の合間にリハビリ(笑)がてら訪問。日本にちなんだ場所だけに、鯉のぼりも上がっていたが、鯉のぼりと桜の開花が両立するのはヘルシンキならでは。

  • 派遣元大学の学生との自主ゼミ。本日は参加者なし。
  • 派遣元大学の院生より、昨日まで取り組んでいた論文の投稿が終了したとの連絡。タスク1つ”クリア”。終わってはいない(笑)。
  • 今秋に開催される学会事務局より、申請していたセッション企画が通ったとの連絡。よほど申し込みが殺到しない限りは通るものだが、ひとまず段階を1つクリア。
  • 今後の日程調整をいくつか。1)今週末に農場訪問を予定していたが、先方の都合で急遽延期に。来週に再調整。2)農場訪問が延期されたので、別件のオンライン研究会に出席可能に。
  • 動画撮影に向けた準備。1)明日の撮影準備。パワポ作成。一旦了。2)次回の撮影を延期された農場訪問日程に入れ込むこととし、準備開始。続く。3)次々回の撮影準備も。この回は、海外の先生に登場してもらうので、その段取り案を作成して送付。
  • 来週のオンライン研究会(日本)に向けた準備開始。先日の研究会でも披露した内容ではあるが、フィンランドの状況も踏まえ、追加すべき箇所あり。続く。

本日のヘルシンキ

  • コロナ感染者数の発表はなし。
  • 日本でも報道されているように、フィンランドNATO加盟申請手続きが進行中。本日は、議会での承認手続きがスタートしたが、議員全員の演説が終わるまでまだ時間がかかる見込み。翌朝2時までに終わらなければ一旦打ち切り、明日朝8時に再開、その後投票に移るとのこと。加盟に向かうという大勢は揺るぎないものの、NATO軍の常設基地は作らせないとか、核兵器の持ち込みは認めないなどの詳細では議論がある模様。
  • ロシアからのガス供給がストップすると、国全体としては当面の問題は少ないが(代替の供給は確保できる)、コスト高となるためガスを多く使う食品産業への影響が大きいこと、また国全体で暖房需要が大きく膨らむ冬季までに対策を打つ必要性についての報道。確かに、今の時期はまだいいが、また冬になったら大変だろう、ということは容易に想像がつく。

最後にネタを1つ。花見にはバスで行ったのだが、帰りのバスに乗ろうと思ったら2台連続で逃す。1台目は日光が眩しくて行き先表示が出ていないと誤認(こちらのバスは手を上げないと止まってくれない)、2台目はバス前方に「回送」表示が出ていたので違うと思ってやり過ごしたら、バスの側面と後方の表示は自分が乗りたかったバスの行き先で、乗客も乗っていたという…

自分が乗りたかったバスは10分おきの運行だったが、2本連続で逃して3本目を待つ気になれず、経路を変えて地下鉄利用とバスを乗り継いで帰宅。なんだか。