業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

5月12日(木):加盟に向けた一歩

ハーフマラソンまで2日。流石に今日は距離を踏もうと10キロ走ったのだが、ペースが上がらないことは織り込み済みであったものの、その後にくたびれ切ってしまい、仕事にならず(苦笑)。

  • 留学希望者とのやりとり。同様の問い合わせがここ数日続いているのは、文科省奨学金の申請締切が迫っているからか。こちらとしては、奨学金を確保することが受け入れの最低要件なので頑張ってもらうしかない。
  • 来週の動画配信に向けたパワポ作り。また、協力をお願いしている卒業生とのやりとり。続く。
  • 派遣元大学とのやりとり。1)入試広報関連。自分が直接お手伝いできるのは帰国後になるが。2)大学院のWEB入試面接の日程確定。
  • 研究プロジェクト関連。昨年度の科研報告書のチェックや次回研究会の日程など。
  • ここ数日取り組んでいる院生筆頭著者の投稿予定論文。今日は進まず。明日に持ち越し。

本日のヘルシンキ

  • コロナ感染者数の昨日までの1週間平均は、200人/日(前日比±0人)。安定といえば安定。一方、政府の保健相によると、コロナによる死者数が今年に入り急増。昨年末時点での累計死者数は全国で1,500人余りだったが、最新の数字は4,300名弱。確かに、2年近くかけて1,500人だったものが、今年の4ヶ月余りで2,800人増えたとすれば、まだまだ安心はできないのだろう。ただし、変異株によって感染者数自体が桁違いに増えていることもあるので、危険と言えるかどうかは何とも。
  • 日本でも報道されているように、フィンランドの大統領と首相が共同声明を発表。NATO加盟申請を正式に表明。議会の承認などの手続きが週明けに行われる予定だが、確実に一歩が刻まれたことになる。
  • 同時に報道されていて興味深かったのは、サイバーアタックなどへの備え。停電・ネットワーク遮断などへの備えと共に、銀行システムが停止したときに備えて、締め切りまで余裕を持った送金、複数口座の保持、手持ち現金の確保も呼びかけている。1年だけ滞在外国人には、複数口座の保持は難しいが、できる準備はしておけということか。もっとも、フィンランド渡航後に現金を使ったことは1回しかなく、あまりに使わないので手持ち現金を減らして銀行に入金してしまっている。

本来は、今日は仕事をして明日はゆっくりする(ハーフマラソンへの準備)つもりだったが、今日は仕事が捗らなかったので、明日は体を休めつつ仕事をすることになりそう。