業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

4月8日(金):確かに雨

昨日、週末に洪水への警戒が呼びかけられている話題を記したが、確かに今日はまとまった降雨。こちらにきてから、雪がしっかり降ることはあっても、雨は霧雨程度であることが多く、しっかりと降った記憶はなかったが、今日はしっかりと降った。記録を見ると、時間雨量2.4mm程度なので、日本と比べてはいけないが。

  • 派遣元大学とのやりとり。資料の確認や授業に関するやりとり、院生への作業指示など。
  • 今秋の学会分科会に関するやりとり。設営は順調なのだが、自分の中で迷いが。
  • 派遣元大学の研究室ブログの更新。昨日に引き続き、研究室からの情報をブログに整理。
  • フィンランドの研究者から紹介された論文の読み込み。続く。
  • 日本の某団体から原稿執筆依頼。執筆内容からして、フィンランドにいるから依頼が来ている訳ではなさそうだが、依頼間隔が短すぎる感(笑)。

ヘルシンキの状況。

  • コロナ感染者数は、昨日までの1週間平均が530人/日(前日比−20人)。感染者数の減少は続いているが、一方で、看護職の免許返上申請が急増しているとの報道も。その背景として、「看護職がストライキをしていても、緊急の看護業務に就くように命じることができる」法案の立法化が進められていることへの反発がある模様。すなわち、劣悪な就労環境と低賃金の問題を解決せずに、上記の立法化を先に進めていることへの不満が形になっているとの見立て。この報道だけ見ていると、日本と状況は変わらない。
  • ロシア・ウクライナ関係の新聞報道は盛りだくさん。1)制裁強化でロシア・ベラルーシからの貨物トラックの入国が今夜をもって停止、2)ロシアの外交官2名を国外退去。日本と同様、フィンランドも他の欧州諸国に比べると対応は遅め。3)ウクライナ大統領がフィンランド議会でリモート演説。4)ウクライナ大統領演説と同時刻にフィンランド防衛省と外務省がサイバー攻撃を受ける。5)ロシア機がフィンランドを3分間領空侵犯。6)食品価格の上昇が低所得者層に影響を与えており、フードバンク利用者の増加などがすでに見られている。

週末もぼちぼち働きます。