業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

2月3日(木):節分

日本は節分か。恵方巻が懐かしい。

  • 先月執筆した原稿の最終校正。今度こそ校了。ところで、いつ出るんだろう?(笑)
  • 学外(日本)の自治体のオンライン協議会に参加。自分だけリモート、その他の委員は会議室にいて、自分が進行するというのは何度やっても難しい。とりあえずは了。
  • 派遣元大学に提出する月例(1月分)報告書の仕上げ。無事に仕上げ、送付も完了。あらためてフィンランド政府の将来委員会レポートを整理したのだが、こんな農業の将来本当にあるのだろうか(苦笑)。
  • 留学希望者とのやりとり。正確にはポスドクで、かつフェローシップへの応募とのことで、資金的な手当がきちんとできている上での今秋以降の来日であれば問題なし。まずは話を続けることに。
  • 派遣元大学とのやりとり。1)卒論生のやりとり1件。大学院進学予定ということもあり、卒論には引き続き取り組むことになるので、今後の作業について確認。2)事務と手続きのやりとり。3)上記の留学希望者への対応について、担当部署に確認。
  • 次年度の非常勤講師(他大学・日本)について手続きの依頼が来たので、急ぎ返信。具体的なところは来週以降になる見込み。
  • 訳あって米国農業関係の資料読み込み。今日は1つ読み終わった(今後のために和訳も)。日本人がフィンランドアメリカ農業の勉強をするのはややシュールだが、いつでもどこでも勉強は大事だということで。

本日のヘルシンキのコロナ感染状況。昨日までの1週間平均の感染者数は670人(前日比+10名)。ピークアウトはしたものの、下げ止まりの兆候ありと昨日書いたのだが、半月ぶりに前日比で増加。嫌な予感が当たってしまった。

フィンランド全体の3回目ワクチン接種率も45%までは順調に伸びてきたが、40%を超えたあたりから頭打ちに。予約なし接種も解放されたところを見ると、今後の伸びはそれほど期待できないのではないか。

日本も3回目接種券を順次発送する予定のようだが、状況はおそらくフィンランドと同様になると見込まれるので、発送をどんどん前倒しにしないと接種会場に閑古鳥が鳴く、ということになりかねない。日本の国会では(前の首相のように)1日100万回を、などと議論しているようだが、フィンランドを見る限り、ポイントはそこじゃない気がする。どちらが正しいかは1か月もすればわかるが。

フィンランド政府は、2月中には規制の全面解除を目指すとのこと。国民の不満も徐々に高まっているようで、明日から来週半ばにかけて、ヘルシンキ市街ではコロナ規制撤廃ガソリン税減税を求める大規模なデモが予定されている。

前にも書いたが、来週はそんなヘルシンキから逃避し、まとまったお休みをいただく予定なので、来週までにやるべきことは今週末までに終わらせるべく、もうちょっと頑張ります。