業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

6月20日(月):夏至前日

夏至前日のヘルシンキは、日の出3時53分、日の入22時49分。昼の長さは18時間56分だが、実際には日没後も地平線の下を太陽が這っているような状態なので、空はほのかに明るい。

  • 派遣元大学とのやりとり。予算関係、資料の確認など。
  • 学外(日本)とのやりとり。オンライン参加させていただく研究会関連。
  • 派遣元大学に提出する月例報告書の作成。続く。
  • 派遣元大学のゼミ生から質問もあったので、フィンランド研修の実施条件や費用見込み、実施した場合の日程案などを作成。実施可否の判断日が近づいてきたが…
  • 先週木曜に訪問した酪農経営に関する資料作り。フィンランド研修資料の作成に手間取り、あまり進まず。

本日のヘルシンキ

  • 本日最大のニュースは、6月30日に全てのコロナ関連の入国規制を撤廃するとの政府発表。現状では、日本を含むEU域外からの入国の際にはワクチン接種証明書の提示が必要。だが、これも不要となり、入国手続きはコロナ前に完全に戻ることになる。もちろん、滞在中にどこかでワクチン接種証明書の提示を求められる可能性はあるので、日本から渡航する際は引き続き持参すべきだとは思うが、1つの画期にはなる。
    • 一方、日本の水際対策は、国際的に見れば「日本はまだコロナの感染拡大をコントロールできていないのか」という評価になってしまう。国内では「水際対策を緩和すればウィルスが持ち込まれる」という話なのだろうが、まさに井の中の蛙なんとやら。とはいえ、参議院選挙が終わるまでは何も変わらないと予想。
  • その参議院選挙について、大使館から在外投票案内が届く。自分も初めて在外投票をした昨秋の衆議院選挙では、在フィンランド日本大使館では87名が投票したそうだ。在外投票期間のうち自分が投票できる日程が限られるので、公示直後に投票予定。

ということで、今週も頑張りましょう。