業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

7月31日(日):7月最終(リアルに最終)

本日でリアルに7月終了。ちなみに昼の時間は16時間57分。17時間を切ってきた。さらにいうと、18時間から17時間まで14日かかったが、17時間から16時間までは12日。このように日がどんどん短くなる感覚と、フィンランドでは8月が秋だという感覚は連動しているに違いない。

また、本日にて夏休みが終了し、明日から学校が再開されるためか、近所の川では子供たち(高校生くらい?)がゴムボートで遊ぶ姿多数。夏休みの最後を惜しんでいるのだろう。

  • 9月の学会分科会関連。1)外部招聘者1名の謝金支払い書類の仕上げ。一旦了。2)8月中旬に事務局提出予定の概要報告原稿の手直しと仕上げ。関係者に送付。特に修正がなければこのまま提出となる見込み。
  • 国費留学希望者案件。応募書類を見て、本人に昨日質問を送ったところだが、これまでの所見をまとめたメモを作成。受け入れ可否を判断する際は、こういった資料を残しておくことにしたたため。続く。
  • 派遣元大学に月例報告書(7月分)提出作業。月例報告書の提出もこれで最後…8月分を帰国後に提出、というのはまさかないだろうと思いつつ、提出に合わせて今後の報告書提出についても確認依頼。念のため。
  • 民間助成の報告書執筆。5ページのうち、4ページと5/6まで書き進めた(笑)。残りの300字ほどで何を追加するか。いずれにしても、締切まで時間があるので、原稿は少し寝かせたほうがよさそう。
  • 院生が筆頭著者の投稿中論文の直し。先日戻ってきた査読結果に対し、本人から修正稿が戻ってきたので内容確認。さて、本格的には休暇中に取り組むことになるか。

本日のヘルシンキ

  • ガソリンに関する調査結果。主要銀行がカード支払の情報を分析したところ、昨年と比較してフィンランドの人々はガソリンの購入量を10%減らしているが、支出額は40%増。理由はもちろんガソリン価格の高騰。今後の価格の見通しを予測することも難しい。帰国する立場だが、秋冬のフィンランドが心配。
  • 冬の電力不足の話で言えば、本日のニュースの1つが、計画停電が実施された場合、地域の店舗が順番に閉店することがあり得るという話。そこまで協働ができるという話なのか、あるいは電力会社が停電先を「割り振る」ので否応なしの話か。情報源が電力業界であるところを見ると後者か。東日本震災の経験からすれば、地域ごとに「丸ごと停電」するよりは幾分マシか。
  • サル痘に関するニュース。フィンランドでも17件の症例が報告されており、近く1,000回分のワクチンが到着する予定。接種対象はウィルスにさらされた人。感染力や重篤な症状を引き起こす可能性などを考えると、過剰に心配する必要はないという論調。

ということで、論文修正を抱えつつ、休暇(ワーケーション)に入ります。もっとも、明日のフライトがオーバーブッキングしているというメッセージが頻繁に入るので、本当に飛び立てるかどうか(自分は乗り継ぎがあるので便の融通は効かないので、ボランティア要請には応じられず)。これで出発できなかったら、働き続けろということか(笑)。

業務への本格復帰は8月5日。それまで本日誌は不定期更新の見込み。