業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

7月19日(火):7月分より1年分が先

オンライン会議のため早起き。明日も早起き予定(苦笑)。

  • オンライン会議(日本)。今年度から始まる研究プロジェクトに関する打ち合わせ。無事に了。
  • 研究室動画関連。3度修正された動画のチェック。自分の中ではこれで了。あとは、提供元の先生や関係者からのゴーサイン待ち。
  • 派遣元大学関連。1)送付されてきた資料の読み込み。2)予算関係。無事に調達・発注へ。納品はさて、いつになることやら。
  • 学外(日本)の先生から研究動向に関する問い合わせ。急ぎ回答。
  • 派遣元大学に提出する月例報告書と全体報告書の執筆。
    • 今回は7月分だが、8月分は? というのも、帰国後に留学期間全体を網羅する「留学報告書」を提出するので、8月分の月例報告書を提出した上で「留学報告書」を提出するのか、8月分はスキップしてよいのか、さらに「留学報告書」とはどの程度のものを求められているのか、などなど。
    • すでに提出・公表されている以前の報告書を見ているうちに、気がつけば「留学報告書」が完成(笑)。
    • 7月分はそれなりに進行したが未完。つまり、1年分の報告書は仕上がっているのに、7月分ができていないという矛盾(笑)。
  • 明日の研究会向け資料の手直し。新たに情報をいただいた分を反映。関連して、この成果を発表するセッションを開催する学会への参加申し込み受付が始まったので、急ぎ登録。急ぐ必要はないが、忘れないうちに。
  • 9月上旬締切の原稿執筆。新たなデータの整理結果を反映。もう少し進むかと思ったが、エネルギー切れ。明日に続く。

本日のヘルシンキ

  • フィンランドNATO加盟手続き。加盟国のちょうど半分で批准手続きが終わり、米国でも下院を394-14と党派を超えた支持で承認、上院での審議へ。ここまでは順調だが、イタリアは政治の混乱により手続きそのものが遅れる可能性があり、トルコの対応には引き続き不透明さが残ると報道では指摘。過度に喜ばず、悲観もせず。
  • 世論調査結果。政治家が提供する情報を信頼するとの回答が26ポイント上昇。調査機関はこれを「旗下結集効果(rally 'round the flag effect)」と評価。コロナ危機の最も深刻な段階が収まった後、政治家への信頼は低下したが、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに上昇した、という見立て。興味深いのは、回答者の40%がフィンランドは民主主義が非常にうまく機能しているとしたこと。40%という数字だけ見ると、高いのか低いのか判断し難いが、過去数十年間は25%未満であることが多く、極めて良好な数字らしい。長年の間NATO非加盟であったことなどなどの歴史的背景も踏まえると、これがフィンランドということだろう。
  • 報道ではなく、在フィンランド日本大使館からのメール配信だが、コロナ陽性で困っている人(罹患した人がすでに回復しているにも関わらず、検査結果が陰性に転じないケースがある)は大使館に相談すれば、陰性証明書の代わりとなる領事レターを発行可能、という通知。
    • この取り扱い自体はもう少し前に始まっていたわけで、積極的にアナウンスしなかった大使館が悪いのか、知らない人が悪いのか、という議論になる。個人的には、権力者(政府)による情報隠蔽は論外だが、情報を隠蔽させない(あるいは隠蔽の事実をはっきりさせる)ためにも、国民は常に情報収集を怠らないことが大事だと思う。

さて、今日は予想外に進んだタスク(笑)と思うように進まなかったものと。明日も引き続き頑張ります。