業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

5月23日(月):残り100日

フィンランド滞在も残り100日。日々の生活も撤収を見越す必要が徐々に出てくる。買い物でも、滞在中になくならないものは日本に持ち帰るか、捨てるかしなければならないので。

  • 派遣元大学の学生とのオンライン自主ゼミ。本日も特に質問なし。
  • 派遣元大学とのやり取り。資料をチェック、カリキュラム関係の相談、外部講師の方との日程調整。全て、本日のところは了。
  • 某学会の編集委員としての業務。数字で示すのもなんだが、8分の7は何とかなった。残りが進まぬ(苦笑)。
  • 某企業(日本)の方とオンライン打ち合わせ。打ち合わせというより、学識経験者としてのコメントを求められたので、率直に答えたというところ。
  • 研究室動画編集関係。研究室の先生のコメントに応じて、指示書の修正を行ったのだが、関連の素材ファイルのやりとりが不調。続く。
  • 来月に酪農経営を訪問できることになり、その調整。先方からスケジュールにOKをいただいたので、往路の鉄道、前泊・後泊の宿、復路の航空機を手配。やや遠いのと電車の便が不便なので、無理せずに前日移動、訪問後も無理せずに近く(と言っても2時間)の都市に移動して1泊。翌日はその都市を軽く観光してから飛行機でヘルシンキ戻るという算段。ちなみに自宅から最寄駅まで、電車だと6時間。ともあれ、無事に日程が固まりそうでよかった。
  • 先週末に訪問予定だった農場と仕切り直しの調整の結果、今週水曜夜から木曜にかけて訪問することに。急ぎ電車の手配。
  • ヘルシンキ大学の方で、修士論文の評価を依頼されていたのだが、論文本体が夕方に届いたので、読み込み開始。今日は35分の14(笑)ほど読み進める。
  • 来週月曜に収録予定のヘルシンキ大学での講義資料作り。15分ほどのミニ講義収録で、講義内容は日本の農村地域活性化。海外の人に日本の話をするときに、「そもそも」の話をどこまでするかはいつも判断が難しい。ともあれ、週末に向けて準備を進めるのみ。

本日のヘルシンキは、コロナ関連情報はなし。

  • 銃規制の緩和が立法化。「ボランティア(と記されているが、自主的に備えようとする人という意味だろう)」が国防軍国境警備隊が使用する装備品にアクセスしやすくするという趣旨。対ロシアという意図であることは明白。

ということで、今週は、農場訪問を行いつつ、1)来週の講義準備、2)修論審査に向けた論文読み込み、がメインタスクで、合間に3)某学会の編集委員業務、4)派遣元大学の学生指導、5)派遣元大学の留学希望者面接、6)動画編集業務、といった構成。残り100日だから、というわけでもないが、働き方が日本にいるときに近づいている。

そういえば、明日は7)研究会報告も担当していた。報告準備は先週に終えているが、準備を終えると報告も終わった気になるのはよくない(笑)。