業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

11月29日(月):夕方からバタバタ

・派遣元大学の2年生面談。ゼミ選択に際しての情報提供。今日は3名。終了後、若干の後作業。さて、誰が応募してくれるのだろうか。

・留学希望者からの問い合わせ。今回は真っ当な内容であることと、来日予定が自分の帰国後の話なので、継続して対応することに。

・派遣元大学の卒論指導1件。ラインでのやり取り。

・明日の学内交流イベントに向けて資料を作成。15分の個人面談3件だが、一応資料は渡しておいたほうがよいかと言う判断。

最後のバタバタの件。日本でも報道されているように、ヨーロッパではコロナ感染の再拡大と新たな変異株の懸念が広がっており、フィンランドも例外ではない。ヘルシンキも感染者は一日200人弱で推移。東京で言えば2,000人弱レベル。

明日の学内イベントに向けても、先週に開催の可否と開催方法について再検討するという一報が入ったのだが(その後、計画通り開催と決定)、今日の夕方になり、明日のイベント会場に入場する際にワクチン接種証明書が必要との通達が。

そのワクチン接種証明書だが、通達にはEUワクチンパスポート(電子版)が有効であること、EU外でワクチン接種を受けた人は自治体に申請することで取得可能という政府からの案内がわざわざ添付されている。そこで自治体(ヘルシンキ)のページを確認したところ、当自治体ではEU外で接種した人向けのワクチンパスポートはシステム上発行できない、と書いてある。つまり、自分のようなケースは完全に宙ぶらりん(発行可能であったとしても、前日夕方に言われても間に合わないのだが)。

自分の場合どうなるのかを問い合わせたところ、全く要領を得ず、最後は会場のホテルに聞いてほしいとの回答。こういうのは主催者が決めることで、俺がホテルと話すマターではないだろうと思いつつ、ホテルに問い合わせたところ、あなたの持っている証明書で基本的に大丈夫との回答。

ということで、最終的には予定通りとなったわけだが、なんとも。

コロナに関しては色々な人が色々な場面で不都合・不自由を感じているわけで、文句ばっかり言うわけにもいかないが。日本も外国人の新規入国をまた止めてしまったので、留学生の来日もさらに遅れることになるわけだし。