業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

2月26日(日)三重→イギリス

・中部―成田経由でロンドンへ。空港でレンタカーを借り出し,陸路移動。バーミンガム近郊の安宿にチェックイン。現在に至る。
 
本日は初っ端から調子悪し。まず,名古屋から名鉄で空港まで移動したのだが,「金山駅で乗り換えれば,後のミュースカイより先着」というアナウンス。ならばと金山に移動したのだが,乗り換えるべき電車がいない。駅員に聞くと,到着電車が遅れたので先に出発した,もともと接続電車ではないので定刻になれば出発する,とのこと。結局,後から来たミュースカイに乗る羽目になったわけだが,特急料金は払わないといけないわ,座れないわ(列車中を探せばどこかにあったかもしれないが,それも面倒だし)で気分悪し。
 
空路移動はスムース。名古屋中部―成田も順調だったし,成田でのセキュリティ・出国審査もすいていた。成田でラウンジも使えたし,ロンドン行きも優先登場で待ち時間はほとんどなし。座ってみたら隣の席が空いていて,これもラッキー。ヒースローにもほぼ定刻通り到着。
 
が,ヒースローの入国審査では長蛇の列。通過に1時間半! みんな辛抱強いなあと。
 
移動中は以下の作業。
 
・来月末の学会報告向けの論文修正作業。これで報告はできるが,その後のことを考えるとやはりまとめが必要。
 
・学内公募の教育プログラムの成果報告書執筆作業。飛行機の中でできる作業は了。残りは,申請時の資料を見返したり,写真を貼りつけたりが必要。
 
・学生が書いた論文3本のチェック。1本目は卒論。論文に「完成」はなく,どこまでしてもらうかの線引きは難しいのだが,取り急ぎここは直して,という部分をまとめる。2本目は留学生筆頭著者の投稿中論文の最終原稿。図表の様式合わせはこちらで作業したわけだが,最後の仕上げ・点検はやはり本人がすべきだろう,ということで特にコメントはなし。3本目は院生の投稿予定論文。事情があって英語と日本語の両方で書いているのだが,英語の方が問題。いちいち直していたらきりがない。一方で時間的余裕があるわけでもない。うーん。
 
・来月中旬に学内シンポで報告するネタのチェック。自分が行った研究ではなく,業界の研究動向をまとめる作業。こういうのは不得意ではないが.何せ今回はテーマが重い。
 
1年数カ月ぶりのイギリスは,何と言っても温かい。10度を超えている。10数年ぶりの暖冬らしい。
 
明日から農業大学めぐりが始まる。まずは眠いので寝よう。