業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

8月26日(木):学生実習

終日、学生実習。県の普及センターに企画いただいたもの。
 
・午前中は水耕ねぎの生産農家にお世話になり,定植・収穫・出荷調整作業などの実習。最初はぎこちなかった学生の手つきも,終わる頃にはそれなりに形になってくるのが面白い。午後は場所を変え,お茶の入れ方を教わったり,意見交換をしたり。予定を大幅に超過したが,盛り上がってよかった。
 
・実習の前後の時間を使い,論文レビュー作業。打ち出した論文は山のようになっているので,その山をより分ける作業。少しずつ整理されているがまだまだ。
 
学生実習については,現場の人から問われれば,それなりに自分の意見を述べる学生の姿を見て感心するとともに,普段の学内の授業ではなぜ出ないのか,やはり自分の授業の進め方が甘いのだろう,といったことも改めて気づかされ,自分も勉強になった。緊張感というか,詰めというか,密度というか,自分の教育スタイルもまだまだ修業が足りない。