業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

3月15日(月):東京出張+松阪

再び東京出張。

・都内にて,某大手企業の「農業参入」に関する聞き取り調査。「企業の農業参入」とはいうが,この中に多様な(もっといえば「雑多な」「ピンキリの」)ものが含まれているため,このキーワードだけで何かを言おうとすると相当の無理がある。個人的には,本日訪れたような資本力が桁違いのケースを「企業参入」と呼ぶべきであって,既存の農業法人とそれほど差異のないものは,とりわけ特別なワードで呼ぶ必要はない。

移動の車中にて以下の作業。

農水省受託研究の報告書作り。内容はほぼできてきたので,「5枚以内」に抑えるための作業の方にかかっている。

・午後の調査準備。事前に集めておいた資料の読み込みや,そこから発生する聞き取り項目の着想など。

・学内向けに諸々の作業。アンケートへの回答,出張報告,明日開催されるシンポジウムに向けた情報収集など。

一旦帰宅後,車を出して松阪へ。

・某NPO法人の定例理事会に参加。理事を担当して間もなく2年。任期は2年なので,そろそろ...という気もあったのだが,一期だけというのも難しそう。終了後,同席した理事さんが来月の中国出張にもかかわっているため,その打ち合わせ。

長い長い一日だった。