業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

2月22日(月):調査7

兼業による出張。日帰り。

香川県にて,「日本版ファームオン事業」のアドバイザー業務。農家の方も交えての今後の計画づくりや現地訪問など。

移動の車中にて以下の作業。

・先週の米国アイオワ調査の後始末作業を少々。

・本日の出張準備を少々。

・「社会調査演習」の報告書編集作業。木曜の夜に学生による現地報告会を予定しており,そこで配布するためのもの。無事に完成。あとは明日の印刷・製本作業を待つばかり。まだ確定していないが,今年の本授業の報告書は総計100ページ越えを予定。学生はよく頑張ったと思う。

・来年度の卒論の構想。予定しているプロジェクトの中で学生に手伝ってもらえたらうれしいもの,プロジェクトには入っていないが面白い事例なので機会があれば調査に入りたいと思っているものなどをピックアップ。

研究成果だけ考えれば,本日見たような進行形の事例よりも既に結果が出ているところを追いかける方が効率的。ただし,現実の農業経営に役立つ知見は,結果を後追うのではなく,こういった進行形の事例を追いかけてこそ得られる。

最近はこういうパターンで現場に入ることも多くなってきた。結果を追い求めていた院生時代とは自分に求められる役割が異なってきたのだろう。

ともあれ,帰りは電車の接続が悪く,帰宅は夜中。疲れた。