業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

6月30日(火):6月終了

6月も終わり。そして本業務日誌も記念すべき1000回目の更新まであと10.

・秋の英国調査に向けて現地のカウンターパートとメールのやりとり。話がどんどん具体化するのはいいのだが,こちらもそろそろ旅程を確定しなければならない。あと研究費の工面も(苦笑)。

・昨年度の教員活動報告書の作成。データベース上にデータを打ち込んだり文章を流し込んだり,といった作業。一応これが勤務評定に反映されるらしいのだが,率直に言って自分は教育でも研究でも社会貢献でも管理運営でもケチをつけられるようなパフォーマンスに留まっているつもりはない。こんなものの入力に時間をとっているようでは逆にパフォーマンスが低下するので(笑),システムがエラーを返さない限りは見直さずに提出手続き完了。

ちなみに毎年この作業で腹が立つのは,こちらが地道にデータを入力しているのに事務方がおせっかいでデータ確定直前にデータを追記するため,結果的にデータが重複して消しこみ作業が必要になること。こちらは時間があるときに作業をして入力しているのだから,本当に勘弁して欲しい。

どうせ事務方が追記するなら入力しなければいいと思う人もいるかもしれないが、事務方のデータ入力も不完全。例えば,ある授業に他学部からの聴講生がいると,授業を2つやっているように登録される(成績管理上2つに分けられるのはわかるが)。また,非常勤講師が担当している授業の世話役教員をしていると,この授業もあたかも担当しているかのごとく登録されてしまう。これらを放置しておくと授業担当の水増しになってしまうので,一つ一つ消しこまないといけない。

つまり,一番効率的なのは事務方が余計な追記をしないこと。事務方が追記しないとデータベースがきちんと更新できないような教員は評価の対象から外せばよい(怒)。でなければ自分を外してほしい(怒怒)。

・提出が遅れていた報告書原稿の脱稿。都合24ページ。そこそこ頑張ったか。遅れたが。

・「3年生演習」授業。諸々の事情で本日が最終回。終了後は後作業と成績の付与作業。今度の週末に検定試験を学内実施することで最終仕上げ。実施に向けた作業も少々。

・研究室配属に関して3年生と懇談。5人ほど来たか。思ったほど本人たちの意思は固まっていないらしい。

・明日の大学院「経営組織・社会学特論」授業準備。終わったような終わってないような(苦笑)。というのは,簿記未習の院生に経営診断・経営分析を教えようとしているのだが,やはり簿記のイロハを教えないとダメなんじゃないかという思いと,簿記にこだわっていては経営診断が教えられないという思いが錯綜しているため。結局,両方カバーするような教材を準備しているのだが,どっちつかずでよくないと思ったりして,どうにも定まらない。

・「家族経営協定」に関する研究会への参画を内諾しているのだが,日程調整開始。が,候補日はどれも厳しい...出だしから前途多難。

6月が終わり,自分のタスクを見直すといわゆる「締切超過」案件が2つ。なんとかリカバーしないと。