業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

11月27日(木):調査36+東京出張13

本業務日誌を始めてから一,二を争う強行スケジュール。強行スケジュールを回すためにはアクシデントがあってはいけないのだが...

・午前は愛知県の某大規模小売店舗にて農産物購入に関する消費者アンケート調査。連絡の未達等があり,アンケート実施の了解を改めて店長から頂いたりしたため,開始まで手間取る。もともと,アンケート調査が無難に立ち上がるところだけ確認し,残りは学生に任せるつもりだったのだが...何とか調査が立ち上がったところで店舗を後に東京へ。後ろ髪を引かれる思い。

予定より出発が遅れた上,呼んだタクシーがなかなか来ず,予定の電車に乗れず。それでも東京駅でタクシーを捕まえればなんとか間に合うタイミングだったのだが,あいにくの雨。タクシー乗り場は想定外の行列。結局,3分ほど遅れて会場に到着。言い訳無用。

・企業の農業参入と基盤整備に関する研究会に参加。

この研究会も時間通りに終わらず(遅刻した自分は言える立場にないが),申し訳なかったが途中で退席。帰路に。途中,地下鉄や山手線が止まったりしていたが無事に回避し,帰りの電車は予定通り。

往復の車内では以下の作業。
・上記研究会に関して事前に頂いていた資料を読み,コメントを整理。

・明日に訪問を予定している調査先の関係資料の読み込み。調査先から頼まれ,米国から取り寄せた資料も一通り読む。自分がこれまで取り組んでいなかった肉牛部門なので,基礎知識が欠落していることを痛感。痛感したものの,せっかくのチャンスなので何らかの研究成果を出したいところ。

なぜ帰りも焦っていたかというと,今日は夫婦共々出張でかみさんは泊まり。子供2人は延長保育をお願いしたのだが,それでも夜8時までにお迎えにいかないといけなかったため。子供2人の体調も必ずしも万全ではなく,色々な意味で綱渡りの一日。

無事かどうかはよくわからないが(笑),とにもかくにも一日を乗り切った。こんなことができるのも日本の公共交通機関がきちんと動いてくれるから。イギリスではこうはいかない(笑)。