業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

4月19日(木):カオス

本日も一日大学。
 
・留学生から依頼されていた奨学金申請書の指導教員所見欄に推薦文記入。また,本人が英語で書いてきた研究計画を日本語に。下書き版を作成。本人に引き渡す。
 
・午後の「農業経営学」準備。学生からの質問量が多く,難儀したが何とか了。ちなみに授業内に質問に対する回答コーナーを設けている。手間暇はかかる。
 
・研究室ランチミーティングに参加。
 
・イギリス人研究者の招へい申請書執筆作業。徐々に進んだが未了。
 
・昨日の3つの授業の後作業。特に「Science English 1」の模擬試験の採点と傾向分析に時間をかける。
 
・学部生の履修に関して学務と折衝。結果としては無事に進むことに。
 
・「農業経営学」授業。本日は2回目。総論的だが内容に入りつつある。
 
・上記授業終了後,交換留学生としばし懇談。
 
・夜になり,某学会から資料未達の連絡。昨日までに確かに送った(しかもこちらの手違いがあり複数回)のだが,念のために再送。明日電話して確認する必要がありそう。
 
最後に標題の件。「農業経営学」の当初履修登録者が88名だったのに先週の初回授業には126名来たという話は前にも書いた。履修登録修正期間となり,今日の授業前に確認したところ122名となっていたので,まあ先週並みだろうと踏みつつも,念のために資料は140部持っていった。が,ふたを開けてみると資料がもらえなかった学生が20名弱...ほとんどカオス状態。160名位いる計算か。
 
1つには,2回目の授業にも関わらず,登録もせずに授業に出てくる学生が少なくないという事実。この感覚は理解できず。もう1つは,このような人数の増減は,授業の内容に興味があるとかでははく(多少はあってほしいが),周りに流されているだけではないかということ。他の先生からも受講者のアップダウンの話は伝え聞いているので,おそらくこの授業だけの話ではない。
 
さして面白くもない歌やドラマが大ヒットする昨今。周りに流されず,自分で判断する能力は大事だと思う。授業科目名に関わらず,学生に伝えたいことでもある。