業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

12月11日(土):学会運営+α

・終日,弊学で開催の学会運営補助。定型的な作業は学生が動いてくれるので,自分はイレギュラーなところを担当。MS-OFFICEで開けないファイル形式への対応,持ち場の片付けの指示など。
 
合間の時間に以下の作業。
 
・来週の「簿記会計1」で返却する宿題の採点。採点は無事に終了。あとは,採点で多くみられたミスを授業資料の反映させる作業が残っている。
 
・調査設営1件。本来であれば昨日に打ち合わせするはずだったのだが,諸々の事情で本日に持ち越されていた。ともあれ,無事に設営完了。もっとも,調査予定日は年明け。こういうところからも今年も残りわずかであることを感じる。
 
最後のプラスアルファの部分だが,雑感を少々。
 
自分にはロールモデルとなる人物が基本的にいないのだが,その中でこの人,と思うのに佐々木常夫という人がいる。彼の著作物の中に,組織の中での基本として「誰とでも仲良くする」「仲間はずれをつくらない」「悪いことをしたら謝る」「困っている人がいれば助ける」というのがある。佐々木氏いわく「幼稚園で習う」当たり前のことだが,大人になっていくと忘れてしまいがち。
 
もちろん,これを忘れないことが大事だが,同時に思うのは,自分がこう意識するだけではなく,周りもこう思って自分に接してくれているということを理解し,感謝すること。それを忘れて,自分がそうされるのが当たり前だと思ったらいけない。
 
善意を基礎に成り立つ学会組織であればなおさら。