業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

9月26日(土):英国内移動

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ブライトン近郊から,今回のメインの調査地であるデボン(Devon)州に移動。

距離にして300キロあまり。高速道路を使った方が早かったかもしれないが,せっかくなので日本でいう国道のような道を小型車でノコノコと移動。道中「腐っても」ストーンヘンジの脇を通り過ぎたりしながら,5時間ほどかけて移動。無事にホテルに到着。

ホテルは当初予定していたところ(昔住んでいたところから徒歩数分のところ)が予約できず,やむなく10マイルほど離れた場所にあるホテルをネットで探して予約したのだが,来てみたらすごいところにあった。国道からいわゆる「馬車道」を4キロほど進んだ丘の上。小説にも出てきそうな。

写真は運転しながら(渋滞していたので)撮ったストーンヘンジと本日から5泊するホテルからの風景。

6年ぶりにデボンを訪れた。まだ少ししか見てないが,起伏にとんだ地形や牛・羊が放牧されている様子は変わっていないなあという感じ。6年前といえば,就職も決まっておらず,今頑張れば報われると信じて必死だった頃。

当時は,お気軽に現地調査にやってくる日本の大学の先生達を見て,なんと不真面目なと憤っていたものだ(笑)。一方の自分は,生活も研究も,所属機関のスタッフの助力は借りず,とにかく自助努力でと,随分と尖っていたな...今はだいぶ丸くなったか(笑)。

今日と明日は少しのんびりして,明後日からの3日間に備えます。本来なら昔懐かしい面々に会えるのだろうが,所属機関がリストラにより消滅してしまい,スタッフが散り散りになってしまったので,それも難しいのが少しさびしい。