業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

7月8日(水):東京出張5

今年何回目の東京出張か数えてみたら5回目だった。今年度では2回目。

・「Science English 1」授業。終了後は後作業。

・大学院「経営組織・社会学特論」授業。終了後は後作業。

・海外とのメールのやり取り。相手国はカナダとイギリス。

・学生の調査実習で収集したアンケート調査の分析作業。

午後に大学を出て東京へ。

・東京にて,公共牧場に関する研究会に参加。

・途中,郵便局で今年の学会費を5学会分まとめて支払い。すっきりした(笑)。

・道中,大学から引き続き,アンケート調査の分析作業。

大学から「外部資金獲得に伴う報奨金」の支払い通知とやらが届いた。急ぎ規程を見ると,どうやら「科研費・受託研究・共同研究などを獲得すると,獲得した『間接経費』額の5%(上限50万円,1万円未満切捨て)が報奨金として支給される」制度らしい。『間接経費』は科研費だと直接経費の3割相当だから,直接経費を70万円獲得すると,間接経費約20万円が大学の収入となるので,ご褒美として研究者本人に1万円が支給される,という仕組みらしい。

つまり,「間接経費の5%は本人に還元するから,頑張って間接経費のつく外部資金を獲得してこい」ということらしいが,自分としては科研費の間接経費は最初からあきらめている(研究費として使えるのは直接経費のみ,間接経費はお国と大学の話として関知せず)し,間接経費が取られない寄附金(民間の研究助成は寄附金として扱われる)の方が魅力的。