業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

11月10日(月):マークシートの威力

先週土曜の寒さの中での調査のため,また体調を崩しかけている。

・講座ホームページの更新。

・先週から引き続き米国のカウンターパートとメールのやり取り。こちらの要望したデータがすぐに出てきた。素晴らしい。

・先週のアンケート調査を記載したマークシートの読み込み。正しくは「マークシート」もどき。記入用紙はマークシートそのものだが,読み取りは普通のスキャナーで可,という代物。おかげで基本的な入力作業は(サンプルが100ちょっとということもあり)数分で終了。その後,簡単な集計結果(速報)の作成。

・学内会議(将来構想委員会)に出席。やろうとしていること自体は悪くない。あとはプロセスがうまく流れるかどうか。

・「簿記会計1」準備,授業,終了後は後作業。今日の御題は売掛金・買掛金関連。出席者は前回より2減の52名(登録者は58名)とまだ出席率は高いのだが,教室全体がどんよりとした雰囲気。大学祭疲れか? 自身も病み上がりで声が出なかったので,学生のせいばかりにはできないが。

・来週頭に提出(投稿)予定の自身の論文原稿(和文)の修正作業。英文サマリーの作成も開始。本文はあとは微修正の段階だが,英文サマリーはまだまだ。

・卒論生に質問され,環境省農水省の統計データの比較検討。確かに数字が合わない。数字が合わないこと自体は統計上よくあることで,用語の定義の違いや調査方法の違いなどで説明できるのだが,「環境省試算」としか書かれていないと,なんとも解釈に困る。違うことを認識した上で,2つの統計を別個に扱うのが次善の策か。

・依頼されていた査読(英文)×1開始。1時間もあれば読み終わると思って始めたのだが,全然進まず。何といっても構文が取れない。考えられる理由は2つ。自分の英語力がないか,書いてある英文がおかしいか。もちろん前者の可能性もあるわけだが,査読者としては後者の立場をとらざるをえず。今日が結果を戻す期限だったのだが,明日か明後日までかかりそう。事務局の方には申し訳なし。

・夕方は少し早めに大学を出て,松阪にて某NPO法人の理事会に出席。上述のアンケート調査結果(速報)も報告。すばやいアウトプットの提出で驚かれるかと思ったのだが,特にそういうことはなく(笑)。

また熱が出そうな雰囲気。先週ほど重症化はしないと思うが。