業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月20日(月):授業評価アンケート

久しぶりに大学に戻ってきた気分。

・講座ホームページの更新。

三重県の普及員の方との家族経営協定推進に関する研究打ち合わせ。打ち合わせ前は打ち合わせ資料の印刷など。

・出張手続き。主に終了した出張の報告。その他,先生方に先週参加したシンポの様子をメールしたり話をしたり。

・「簿記会計演習」最終準備と授業。終了後は後作業。ついでにオフィスアワー時に学生からの質問1件。今年度から宿題を出してみたのだが,意外にみんなやってきている。本当に自分で解いているのだろうか...他人の回答を写しているだけなら,あまり意味がないのだが...宿題は成績に含めないとしたほうが,本当に簿記の勉強をしたい(自力で問題を解いてくる)学生だけが提出するようになってよいのではないかと考えているところ。

・残りの時間は今週末に予定している学会発表用のPPT作り。進捗は半分弱。

前学期の学生による授業評価アンケート結果が届いた。評価の対象となった担当授業は2つ。

1つ(農業経営学)は回答者75人とうちの学部にしては大人数だったのだが,総合評価は目安となる4点を超えた(満点は5点)。コメントも批判的なのはほぼなく(1つ「授業のストーリー性が強すぎる」というのがあった),1年目でドタバタした割には無事に乗り越えられた模様。評価が低いのが「シラバスとの整合性」(大きく逸脱),「自学自習のための教材の提供」(ほぼなし),「教科書」(指定せず),「受講者数」(予想以上に多く,途中で一番大きい教室に変更)。シラバスは来年度からはきちんと作れるのでよしとして,後は改善できるか考えねばならない。受講者数の改善はこちらからはどうしようもないが...

もう1つ(簿記会計演習2)は回答者が10名と少なかったこともあり,評価は高め。総合評価は1人が最低の点数をつけたため(苦笑)平均点は大きく下がったが,それでも4点台前半は確保できた。こちらも評価が低いのは「シラバスとの整合性」だが,受講する学生のリクエストに応じて授業構成を大きく替えるので,改善と言われても難しいところがある。

いずれの授業も今年度から初めて担当したので,評価がボロボロになる危惧もあったが,無難に立ち上げることができたようでまずは一安心。来年度以降,少しでも評価が上がるように頑張らねば。