業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

3月10日(月):久しぶりの朗報

週末は断続的に大ボスの退官関連作業など。そういえば,週末に某ショッピングセンターで2年前の卒業生にばったり会う。本人は仕事中だったので,あまり長話はできなかったが,めでたい話を近く持ってきてくれるらしい(笑)。

・来週に予定している講演会の資料を主催者に送付。

・留学生の奨学金申請書類の下書き完成。最初「A4で2枚」相当のエッセイだと思って下書きを作っていたら,「400字詰め原稿用紙で2枚」であることに気づく。800字程度ならあっという間だったのに。時間のロス。

・広報委員会の仕事。新入生向けアンケート作り。

・大ボス退官関連作業。文集の原稿を募集しているのだが,あまり想定していなかった手書き原稿が3つ届く。1つ1つは大した分量ではないのだが,手書きの日本語の読み取り能力が落ちており,意外に四苦八苦する。その原因は,もっぱら熟語のボキャブラリーの欠落による。その他,人やお金の勘定,大ボスとの打ち合わせ,今週金曜に予定されている最終講義の準備など。

・昨夏に応募していた民間の研究助成の選考結果が届き,見事採択。金額も単年度のものとしては大きいし,贈呈式では高名な方から小切手を直接手渡しされるらしい。1年で結果が出るのかという不安はあるものの(笑),とりあえず来年度の個人研究活動に当たっての研究費の問題は解決されそう。あとはやるだけ。

・明日に予定されている学内プロジェクト報告会の報告原稿作り。取り急ぎ連名で取り組んだ研究を取りまとめて了。筆頭で書いた本人(留学生)は学位を取得してすでに帰国してしまっている。本人がいれば頼めたのになあと思いながら見直すと,うーん,俺だったらこういうオチにはしないなどと思い始める(笑)。

・依頼されていた2篇の論文「閲読」のうち1篇を終了。こちらだけ先に明日提出する予定。もう1篇はそれほど時間はかからなそう。

個人的には来年度の見通しを暗く予想していた。すなわち,大ボスの退官で研究室付けの校費が減り,日常業務にも支障が出る。新たな授業の担当に四苦八苦する。そして,科研がダメだったら調査にも行けない...といったストーリーを覚悟していた。そういった状況に腐らず,与えられた環境なりに自己研鑽に務めればよいと腹を括っていたのだが,明るい展望が開けてきた(笑)。