業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

1月22日(月):休み明け?

休み明けのはずなのだが,土曜日に終日センター試験の監督,日曜日に海外からの客人の接待をした身には,休み明けのリフレッシュ感はない。

・上記の海外からの客人をホテルから駅へと見送り。当初はかみさんにお願いしていたのだが,今朝子供が熱を出したので急遽自分が担当。下記の会議に間に合うか心配だったが,何とか間に合う。

・会議出席。今春に「助教」制度が導入されるのだが,当事者(現在の助手)と学部長との意見交換会。ちなみに,今春から大学教員の職名は「教授・助教授・助手」から「教授・准教授・助教」へと変わる。助手の立場から言えば,助手から助教になるわけだが,単なる名称変更にとどまらず,職務範囲が拡大される。現状でも助手は法の規定を逸脱した職務をこなしているから,現状の追認(脱法行為を合法化する)に過ぎないのだが,当事者が想定している以上の職務範囲の拡大があると,助教制度は労働強化に他ならない。実際には細かい部分が詰められていないのだが,言いたいことは言わせてもらった。ちょっと文句を言い過ぎたか(笑)。

・学内の教員活動データベース更新作業。このデータベースには,教育・研究に関わる様々な活動を記録していくもので,教員の個人評価にも使用されるので,真面目に入力しないといけない。今日は時間切れで未了。

・来年度の授業シラバスの内容について打診。

・「簿記会計演習」授業。決算のパートを学習中。今日は精算表を教えたのだが,今年度の新たな試みとして,黒板に大きな紙を張り,その上で精算表を記入しながら完成させていく形で講義。わかりやすかったはずなのだが,効果はいかほどか。

・「簿記会計演習」の後作業。出欠表の更新や,来週の最終回で行う予定の「おさらい」で取り上げて欲しい項目のリクエスト集計など。

・論文投稿準備中の院生に指導。

・タイ人留学生(チェンマイ大出身)が研究室に現れ,一時帰国していたとのことでおみやげをもらう。中身はやっぱりコーヒー(笑)。昨年6月にチェンマイに滞在したとき,彼女はプロジェクト・オフィスで秘書をしていたのだが,俺はチェンマイでそんなにコーヒーばっかり飲んでいたか?

夜は子供が風邪のためなかなか寝付けず,ウトウトしてはわっと泣くの繰り返し。これを書いているのは翌朝(火曜)だが,おかげでほとんど寝られず。でも原稿書かねば。