業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月27日(金):名古屋はなし?

次期研究科長選挙の日。助手にも投票権あり。着任してしばらくは投票権があることを知らず,投票はすべてケリ(笑)。今はきちんと(大学にいれば)投票。

・明日からの学会準備。発表PPTの再確認。配布資料の印刷。会場・電車・宿泊の確認など。家を5時に出ないといけない。もっとも,いつもより20分早く起きれば大丈夫(笑)。

・「循環社会システム学演習」授業。まだ歴史っぽい話で学生には退屈な内容かもしれないが,ようやくバーナード・サイモンまで来た。次回からは戦略論など今風の話になる。それにしてもバーナードは何度読んでも難解。解説書が売れるのもよくわかる(笑)。

・再来週からチェンマイでお世話になるカウンターパートの先生用のお土産選定。この先生は「亀」(ただし置物)のコレクターなので,何にしようか悩むことはないのだが,持ち運ぶのにかさばらず,かつタイではまず手に入らないものにしなければならない。亀はアジアでは縁起物なので,国内で買ったつもりがタイ製だったりする危険もあり要注意。実際,楽天では「チェンマイ直送」の亀の置物が売られている。

・科研申請書の仕上げ。先週金曜に下書きを出したところ,今週火曜には戻ってきた。いくつかの修正コメントがついて,11月1日までに本提出とあったが,来週の予定が読めないのでやれるときにやることにした。この段階ではもはや頭は使わなくていいのだが,手作業が大変(糊付けや色塗り,しかも8部)。科研は「電子申請」になっているが,手作業は全然減っていない。むしろ,電子入力した情報をPDFで吐き出してプリントアウト,しかも「入力情報を確定しないとプリントアウトした紙は無効」かつ「一度確定させてしまうと,修正が必要になったとき事務方にお願いして解除してもらわないと再修正できない」といった面倒なプロセスが増えた分,作業負荷は増している。

・学生から「経営学検定」について相談。曰く「名古屋が受験会場に入っていない」。2年前に自分が名古屋で受験したこともあり,まさか名古屋が会場から外されたとは思いもよらず。

彼が取りうる選択肢は2つ。大阪まで受験しに行くか,三重大内で受験者を5人以上集め学内で団体受験する手続きをとるか。後者は,今月末の締切までに人数を確保するのは困難であるので断念。前者しかないか...と思っていたところ,本人から「県内の他の大学で受けられませんかね?」

そこで検定HPを調べてみると,過去に団体受験を行った大学の一覧に県内の某大学が入っている。ちょっと無理な相談かもしれないが,その大学で今回も団体受験を予定しているのなら,うちの学生も受験者に加えてもらえないか。さっそく電話。色々と回った後,最後は経営学関係の先生で連絡がつく人には全員聞いてもらったらしいのだが,そもそもその検定をご存知の先生が見つからなかったらしい。ということで,このオプションも断念。

本人には大阪まで頑張って行って貰うしかないか...次回以降は団体受験を考えます。