業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

4月15日(木):多人数講義

授業と準備。その合間に入り込んでくる会議をうまくこなしつつ,さらにその隙間に研究。そんな日々が既に始まっていることにようやく気づく(苦笑)。
 
・午後の「農業経営学」授業準備。何とか了。でないと困る(笑)。
 
・来週月曜の「簿記会計2」授業準備。ほぼ了。明日は調査で不在,授業は月曜1コマなので,今日中に何とかしないといけなかった。
 
・前年度「社会調査演習」報告書印刷作業。ようやく終了。印刷業者まで運搬・引渡し。長い長い印刷作業もようやく終了。一番よくがんばったのはプリンタ(笑)。次に報告書を作るときは,業者に印刷も任せよう(笑)。
 
・他大学の先生から電話。とある委員のお誘い。取り急ぎお受けすることに。自分もそういうことをする立場になるのか。
 
・ここ2日間ほど取り組んでいた学内公募の申請書書き。無事に脱稿し提出。あとは結果待ち。当たるも外れるも何とやら。
 
・5月のチェンマイ大学からの訪問団への対応スケジュールをまとめる。先方に打診する必要があるが,まずは三重大側で了解をとる作業。
 
・研究室ランチミーティング。4月は4年生が就活で不在がちで,3年生はまた研究室にいない。院生中心の少人数で再開。
 
・6月の学会シンポに関連して,登壇される学外の方に連絡。
 
・「農業経営学」初回授業。登録人数は112名で昨年度並み(せいぜい数名増)と思っていたのだが,教室に入ると何だか雰囲気が違う。念のため120部用意した資料も足りず,回収した出席カードは131名分。未登録の出席者も結構いる。登録したのに欠席した学生もいるから,一時的に名簿は150名ほどになってしまった。この授業を受け持って3年目だが,初年度と比べてほぼ倍増。終了後は後作業。
 
・明日の県内調査準備。同じ学科の先生に連れて行ってもらう予定。
 
・秋の学会シンポの打ち合わせ(週末・東京)に向けた準備。取り急ぎ資料はかき集めたが,作業は全然。あと2日間でどこまで追い込めるか。
 
・学外から予定の問い合わせ2件。1件は県内で来週お会いすることに。もう1件は東京から。毎年恒例の行事で6月に出かけることになりそう。
 
「農業経営学」は,なぜこんなに出席者が多いのかとか,教育効果を考えると厳しく対応してそれでも興味を持ってくれる学生にみっちり教えたほうがいいのではないかとか,考えるところも多いのだが,授業後に提出してもらったコメントを見ると,それぞれに興味を持ってもらっているようだし,これも何かの縁だから、少しでも農業・農業経営・農業経営学に興味を持ってもらえればと思う。一方,多人数講義というのは,学生の満足度も当然に下がる(もっとも,少人数だから上がるという単純なものでもない)ので,いかに満足度を保つかも大きな課題になりそう。
 
ともあれ,色々と尻に火がついているのは間違いない。