業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

9月11日(木):鳥取移動

今月5回設定されている泊りがけ出張の2回目。

・講座ホームページの更新。来週火曜の更新分も準備完了。来週後半の更新分も準備開始。

・来月に予定している講演会に向け航空券の手配。購入する航空券の種類に関わらず普通運賃を支給しますと言われたのだが,割引運賃にして差額をポケットに入れるのは信義則に反する気がして,普通の往復切符を購入。

・イギリスの某農業系大学の図書館から問い合わせのメール受信。5年前にイギリスの学会で報告したペーパーがほしいとの依頼。件のペーパー,自分は共同執筆者の一人に過ぎないのだが,担当者曰く,学会に問い合わせた所(筆頭著者ではなく)こちらに照会するようアドバイスされたとのこと。経緯はともあれ,論文を取り急ぎ送付。そういえばイギリスにいた時に訪問した農場の人に,この大学の卒業生がいたなあ(大学のロゴ入りのポロシャツを着ていたのでよく覚えている)と,もう5年も経つのかなどと懐かしい気分になった。

・卒論指導ゼミ。前回から約1ヶ月ぶり。まったくサボった卒論生はいないようだが,ゴールが見えていないのが発表の様子から一目瞭然。かつてはゴールを自分で見つけるのも卒論に取り組む意義の1つと突き放していたのだが,放っておくとゴールを見つけられずに終わることが分かってきたので(笑),今はある程度ゴールを明示して,そこに近づくべく努力するプロセスを踏んでもらうことを教育目標にしている。もちろん,自分の担当でない学生にはあまりでしゃばったことをすべきではないが。

・研究室ランチミーティング。夏休み中のため参加は義務ではないのだが,院生はほぼ全員が出席。

・院生1名と下半期の研究計画について相談。

・明日からの学会に向け出張準備。

・某学会から依頼されていたニュースレター原稿の作成。30分ほどしか時間がなかったのだが,600字目安だったこともあり,とりいそぎ了。見直して修正の上,週明けに提出の予定。締切は月末だが,今後の予定を考えると早めにケリをつけた方がよさそう。

夕方に子供2人を保育園に迎えに行き,駅の近くで夕食をとりながら東京出張から帰還のかみさんと待ち合わせ,子供を引き渡し,最終電車に乗り鳥取入り。

米国出張の疲れを引きずったまま,2泊3日で子供の面倒。ギリギリのタイミングでかみさんにバトンタッチして電車に乗って鳥取まで4時間超。しかも電車は遅れるし...ほとんど寝ていたから遅れても関係ないという話もあるが(苦笑)。ホテルに到着し,荷物を開けたらワイシャツがしわだらけになっていたのでアイロンがけなどをしていたらあっという間に午前様。

来月までに仕上げねばならない学会発表論文が2本ある。今月中に鋭意進める意気込みはあるのだが,どこまでできることやら...ともあれ,明日から2日間学会です。