業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

9月7日(金):東京出張

東京出張の日。

会議を2つかけもち。1発目の会議が午後1時開始だったので,本来なら朝もっとゆっくりできたのだが,台風の影響で朝から新幹線が運転ストップしていたこともあり,2時間ほどの余裕を見て出発。

家を出たときにはまだ新幹線は動いていなかったのだが,名古屋に着いたら動き出していた。見ると20-40分遅れということで一安心。直近で指定席の取れたのぞみを小一時間待ち,名古屋を定刻より30分遅れで出発。

新幹線は順調に走っていたが,小田原でストップ。アナウンスによれば,入線待ちの新幹線が連なっていて,今東京や新横浜に入線している新幹線は80-90分遅れとのこと。

結局,定刻より60分遅れで品川に到着。東京まで乗ったら入線待ちで余計な時間を取られると判断し,品川から山手線で会場へ移動。無事に間に合う(昼食は食べられなかったが)。

・「農業経営支援検討会」の第1回検討会に出席。それなりにしっかりした農業経営をいかにサポートするかが議論すべきテーマのはずだったが...「それなりにしっかりした経営」の現実をデータで示され,これで支援ができるのか,という思いと,これも含めて支援するのが農業経営研究者の使命という思いが交錯。

・続いて,「家族経営協定」第1回企画委員会に出席(上の会議は途中で抜けさせていただいた)。今年度は特に調査を依頼されてはいないのだが,これまでの調査研究を報告。来春に全国シンポジウムが予定されているが,自分も準備段階から本番までそれなり(相当)のコミットメントが必要になった。

・往復の電車では,先日から執筆中の学会向け論文の見直し作業。学会に向けてはこれでいいかというレベルまできた。あとは,学会後に投稿する際に再修正をかけるとして。

・帰宅してみると,イギリスから残念なニュースが。共同で執筆した論文を投稿していたのだが不採択。善後策として向こうの大学の紀要に載せたいとの提案があったのだが,やはり学会誌を模索したいので,一旦こちらで引き受けることに。もう一度投稿してみて,ダメなら向こうの大学の紀要で,ということに。

名古屋駅で新幹線を待っているときに,無線LANがフリーでつながる場所(笑)で時間をつぶしていたら,大学事務より,農林公庫の受託研究の契約が無事に終わり,研究資金も大学に振り込まれたとのこと。5日に契約の決済が出たとは聞いていたのだが,早くも入金まであるとはびっくり。

ということで,今日は長い一日だった。宿題も増えた(苦笑)。