業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月6日(木):時代の流れ

標題の話は最後に。

  • 留学生案件2件。1)来月の国際学会に向けた出張手続き。一昨日と同じだから簡単,と言いたいところだったが,学会よりも1週間ほど早く現地入りし,現地調査を行ってから学会入りするスケジュールであったため,諸々の調整と問い合わせが必要。なんとか申請まで持っていく。2)別の留学生は国際学会の参加取りやめ。大学から渡航費補助が出ていたため,辞退手続き。
  • 学生実習関係。この連休中にスタートする第一弾の出張手続きとPCR検査結果の報告など。
  • ゼミ研修の設営。特に足を確保する必要があったのだが,今回はレンタカーの公算が高くなってきた。また,学科の先生から訪問先について情報収集。続く。
  • まもなく締切となる研究プロジェクトの申請業務。昨日発覚したシステム上の不具合は大学事務に対応してもらって解消したのだが,他にも色々と出てきた。急ぎ関係者との調整と追加入力作業。
  • 予算執行作業。いつもの検収・入力作業に加えて,プリンターの調子が悪く,メーカーに問い合わせ。ありがちではあるが,「保証期間は過ぎており,修理するくらいなら新しく買い直したほうが安い」パターン。もう少し検討してから決断の予定。
  • 「経営環境論」授業。履修者名簿が固まったので,座席表の更新。授業では,今日はコメントが101個出た。内容はピンキリだが,学生に参加意識を持ってもらうことは大事。終了後は後作業。
  • 研究室動画チャンネル。研究室の先生から新たなコンテンツを提供いただいたので,外部委託に向けた整理開始。続く。
  • 来週の連休明けに来客があるので,他学科の先生に応援を依頼。ご承諾いただく。
  • 今月に発刊予定の雑誌記事の最終校正。特に問題なく返す。

標題の件。授業へのコメント収集を、授業後の口頭での質問やコメントシートの回収などで行うのではなく、その場でスマホに書き込んでもらうとスクリーンに反映される、という仕組みで行うことは、学生の興味関心にその場で答えられる(脱線も多くなる:笑)というメリットと、その場で答える「反応力」を求められるので、頭の体操になる。と同時に、こういうツールで授業をすること自体、時代の流れを感じる。

と同時に、こういうツールは、頑なに拒否せず、一方で無理にフォローすることもなく、なんとなく使っていくという柔軟さは、歳をとるほど求められる気がする。