業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

9月27日(金):帰国

・昨日の続き。ロンドンから香港経由で名古屋中部帰着。学生も疲労感がにじみ出ているが(笑),全員無事に帰国。解散。
 
まずは感想から。今回は,旅の手配,予算の支弁,プログラムの策定,現地での車の運転,通訳まで,基本的にすべて自分が担当。
 
もちろん,予算の獲得に際しては手伝ってくれた学生の貢献が大きいし,現地でのプログラムも,こちらはラフな日程希望を伝えただけで,アポ取りなどはカウンターパートに全てやってもらった。彼らなしでは,この旅が成り立たなかったのも事実。
 
カウンターパートから早速メールをもらったのだが,一回限りで終わらせるのではなく,いかに持続させるかが大事。つまりはカネとヒトをどうするか。
 
特にヒトについては,自分でこんなことを言うのもなんだが,今回の役割を誰か一人に担わせるのは酷。体力ではまだまだ学生に負ける気がしないし,経験値と語学力がある分,疲労感も少ない(腰は悪くしたが:苦笑)。ただ,これを10年後もできるかと言われれば,無理かもしれない。
 
もちろん,カネも大事。今回は,まとまったお金が入ったが,あくまで臨時収入。これがずっと続けられるわけではない。
 
ともあれ,参加した学生が,単なる海外旅行ではえがたい経験を,いかに今後に生かしてもらうか。即効なのか遅効なのか,具体的なのか抽象的なのかはわからないが,参加学生が半年後には卒業を控えていることに鑑みれば,残り6か月を注視したい。
 
まずは無事に終わったことが一番。腰痛を直すのが二番(笑)。
 
・移動中に,来月の講演で使用するために学生に進めてもらった分析のチェック。