業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

4月26日(金):教員は学生の鑑

本日は午前のみの出勤。
 
・新PCの設定作業。昨日までにセットアップがそれなりに進み,あと少しで整いそうな雰囲気があったので,一気に仕上げてしまおうという算段だったが,見事に失敗(苦笑)。メインの周辺機器がうまくインストーできず,あっという間に時間を浪費。取り急ぎ,新PCで仕事ができる体制にはなったが,まだまだ。連休明けの課題に。
 
・某自治体のスタッフの方と打ち合わせ。連休明けの委員会と今年度全般に関する情報交換。
 
・先日採択が決まったドクター院生論文の最終原稿提出。
 
・就活生と面談。推薦書を書くに当たり,諸々のの情報収集。
 
ここまでで時間切れ。退勤。
 
・夜に広報委員の仕事で今春新入生に対するアンケート調査の報告資料作成。26日までと話していたのだが,送付したのが夜11:50.ほとんどアリバイ作りでしかない(苦笑)。
 
最後の標題の件。昼に退勤したのは,わが子の授業参観参加のため。まだまだ小学校生活に慣れない1年生に至らない点があっても,3年生にもなると「斜に構えて」,手を挙げない子供が増えてきても,それはそれだし,現場の先生が工夫をしながら頑張っているのもわかる。校長先生も然り。
 
が,何より気になったのは,授業参観をしている保護者の私語。教育されるべきは誰なのか。
 
話題がずれるが,ニュースなどでは「子供の食生活が乱れている」「子供の運動不足が進み,運動能力が劣ってきている」などと報道される。
 
しかし同じチャンネルの別番組では,さまざまな「ダイエット法」が紹介されたりする。ダイエットの王道は,正しい食生活と身体の鍛錬だが,結局のところ,これらの「効果的なダイエット」の共通点は、「厳しい食事制限や激しい運動は不要」というもの。
 
子供には「きちんと食事をしろ、運動をしろ」と言いながら,自分は「食事も運動も手を抜いてもやせる」話に飛びつく。何をかいわんや。
 
もっと話を飛躍させると,教員は学生にあれしろ、これするな,というが,果たしてそれは自分ができているのか? 教員は学生の鑑。