業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月7日(金):油断と反省

昨日の酒が残りつつの勤務。社会人たるもの,それで何かが許されるわけではないので,仕事はきっちりと。
 
・講座ホームページの更新。
 
・研究プロジェクト関係で学部生が翻訳している資料のチェック。完全にお任せにはできないが,まずまず訳せている。この調子でどんどん進めば。まだ先も長いし。チェックに意外に時間がかかることもわかった。
 
・来月に予定されている県主催フォーラムの打ち合わせ。徐々に概要が固まってきたか。
 
・7月に学内実施した某資格試験の合格証の引き渡しがようやく終了。長かった。
 
・明日の保護者懇談会で使用する資料の仕上げ。若干の修正あり。
 
・留学生の投稿予定論文のチェック。本人とも打ち合わせ。ようやく前進。今月中には投稿完了と行きたい。
 
・休学中の院生がひょっこり現れる。元気そうで何より。若干の情報交換。
 
・某自治体と打ち合わせ日程調整。無事に了。
 
・「社会科学チュートリアル」今月下旬の現地実習の打ち合わせでメールのやりとり。学生にも連絡。昨年よりも少しでもレベルアップしたものになれば。日々是改善。
 
・先月の米国調査で撮影したビデオのPC取り込み作業。USBでつなげばすぐだと油断していたら,専用ソフトのダウンロード・インストールと意外に時間を取られる。また,データの取り込みも小一時間かかることが判明。結局未完。
 
・訳あって,e-learning(moodle)のマニュアルを読み込み。納得。
 
最後にうれしいニュースと悲しいニュースが1件ずつ。
 
・うれしいニュース。就活中だった4年生が内定獲得。すぐ電話をしてくれたのだが,本当によかった。
 
・悲しいニュース。卒論生筆頭著者で投稿中だった論文がリジェクト。
 
自分が主体的に関わった投稿論文が却下されたのは初めて。理由は,自分の油断につきる。一回目の査読でレフリーの1人が「修正の上掲載可」だったことで,まあ大丈夫だろうと高をくくってしまった。致命的だったのは,レフリーの指摘と全く正反対のことを書いてしまったこと。これも軽率なミス。筆頭著者の学生には申し訳ないことをした。
 
以前に本日誌にも書いたことがあるが,論文の数も増えてきて,「この学会誌のこのカテゴリーならこんなもの」という相場観ができてしまい,1つ1つの論文に(院生時代のような)懸命さが不足している危惧はもっていた。それがついに現実のものになったか。
 
ここで引き下がってしまってはダメ教師のままなので,この反省を生かして新たな機会を得たい。幸い,コメントはたくさん頂いたので,1つ1つに応えて,何とかモノにしたいところ。