業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

12月30日(木):2010年総括

今年4~12月の9ヶ月間の総括。なんとか年賀状も書き終え,やっと今年を振り返る体制になった。
 
まず出張は66回(兼業・裁量含む)。昨年の63回に比べ微増,というより,ほとんど変わらないのに驚き。諸々の作成資料(授業資料除く)は55篇で昨年より10減。重い原稿がいくつかあった分,本数としては減ったか。
 
<研究>
・査読論文5本(うち筆頭3):昨年とほぼ同様。昨年より筆頭は1本多いが,紀要でかさ上げされている。
・現地調査49回(昨年と同数)
 
<教育>
・教育活動(授業・指導):110回(昨年より8減)。科目担当が1つ減ったので,もう少し減ると期待していたが,何だかんだで変わらないもの。
・授業評価は評価手法が変更されたので,比較できず。
・学生の日商簿記検定合格,ビジネス能力検定合格は昨年と同程度。
 
<社会貢献>
・委員など委嘱受諾4件(昨年より4減)。これが正常値か。
・学外講演3件(昨年より3減)。ただし,年始に5~7本が入る予定なので,年度でみれば昨年とほぼ同様。
 
<学内運営>
・学内会議出席・行事参加:52回(昨年より1増)。今年は欠席も多いのだが,それでも参画は昨年よりも多い。どうにかならないものか。
 
<番外>
・メタボ予備軍への入会案内1通(笑)。
 
「メタボ予備軍」には厚生労働省による定義があり,定義上は自分は予備軍には入らない。が,傾向がみられるという意味では,入会案内を頂いたといったところ。まだ入会資格はないし,入会したいとも全く思っていない(笑)。
 
こう振り返ると,昨年と形式的には変わり映えのない1年。「(研究面)とにかく資金を獲得し,とにかく調べ,とにかくまとめ,とにかく発表する」「(教育面)とにかく準備し,とにかくどこかを改善する」という今のやり方では量的にはこんなもの,というところまで来ているのかもしれない。

量を増やすにしろ,質を上げるにしろ,今までの延長では伸びしろはそれほどない。抜本的な見直しをどう図るか,もしくは今のやり方をさらに極めるのか。不惑を前にして,来年は自分の研究者人生の生産性を左右する重要な年になるかもしれない。
 
年明けは1月5日より勤務開始。前日には冬休みの作業のまとめを行う見込み。年末の業務終了後も,すでに色々と来ているので。
 
よいお年を!