業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

12月7日(火):調査46+年度末

午前大学,午後調査+打ち合わせ。
 
まずは大学にて作業。
 
・県内某所から講演依頼。日時さえ合えば現場の方には最大限協力するのがモットーなので,基本的に受諾の方向。あとは日程調整次第。
 
・学部紀要掲載予定論文の校正。無事に校了し返送。
 
チェンマイ大との共同研究案件。先方からのコメント等を踏まえ修正版のアンケート案を作成し送付。また,調査委託先にも状況報告。チェンマイからはすぐに返答があり,一歩前進。送金が届かないのが問題点。
 
農水省PJの報告資料作り。これまでに作った資料を眺めただけで終わる。もう少し何とかすべきという思いもあるのだが,着想がどうも...
 
・投稿論文関連作業。先月に投稿未遂に終わったものを再チャレンジ。仕切り直しに向け,方向性は見えてきたか。まだまだだが,手がついただけでも一歩前進。
 
・午後の調査準備。
 
ここまでで時間切れ。大学を出て鈴鹿へ。
 
・昨日と同様,小学校給食の食材納入業者の方への聞き取り調査。今回も思いもかけず色々な立場からの話が聞けたのが収穫。
 
・下記の市役所までの移動時間を使って,寄付金の振り込み作業。自分自身の研究費としての寄付なのだが。ともかく,これで一安心と思いきや,夜に帰宅してみたら,銀行から何度か留守電が入っていた。何か不備だろうが,いずれにしても面倒だ。
 
鈴鹿市役所にて「農業基本計画」に関する打ち合わせ。原案としては総仕上げにかかっている。帰宅後,夜なべして修正し,最終原案の送付。今後,色々なプロセスを経て,修正されていく運命にあるので,あくまで原案だが,原案ができた(と言っていいだろうか)のは一安心。
 
最後に標題の件。今は年末であり年度末ではないのだが,なぜ年度末としたかといえば,昨日・今日と続けて講演依頼があったため。
 
毎年,講演活動といえば年末から年度末にかけてが多い。対象が農業者であるため,農閑期に合わせて開催されることや招聘予算が年度単位であることが主因。
 
昨年度は講演依頼が多かったのだが今年は少なく,それはそれでよい(講演活動で食っていく大学教員は自分の理想ではない)のだが,昨日・今日と依頼が続いたことで,世の中は年度末をそろそろ意識し始めたのだなと実感した次第。
 
ちなみに,自分にとって講演活動とは自分の研究成果の社会への還元方法の1つだが,成果発表はあくまで学会等が主体。講演は,さらなる調査研究活動に向けた広報活動だといった方が当てはまる。