業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

11月17日(水):学生実習

午前は大学,
 
チェンマイ大との共同研究で実施するアンケートの原案を作成,英語版にして共同研究先に送付。また,昨日調査会社に依頼した見積が戻ってくる。合い見積もりを取らせてもらったのだが,品質に差がなければ当然安いほうを選ぶことになる。
 
・金曜に予定している調査先への質問項目を作成,送付。
 
・今週金曜締切の農水省PJの報告書作成。実質的に初日の割にはそこそこ書き進めたが,未完。
 
・午後の学外実習の準備。
 
・学会誌投稿予定論文の仕上げ作業。英文サマリーの修正(昨日校閲業者に質問をしたところ,返答があったのでコメントにしたがって仕上げ)と,調査協力先から頂いたコメントに沿って本文の微修正。これも明日には投稿の予定。
 
・講座会議に出席。
 
学内業務はここまで。以後,学外へ。
 
・「社会科学チュートリアル」学外実習。本日は野菜農家での作業体験と県産小麦を使用した調理実習。楽しいという意味ではよかったか。あとは学生が何を感じ,考えてくれるか。この授業も早くも佳境を迎えている。
 
・実習中に,卒論生が調査を希望している農家さんに調査の依頼。日程も無事に確定。
 
・移動のバス中にて来週の「簿記会計1」準備。まずは今週の授業での学生からのコメントに対する回答を記入。
 
授業に関する感想や質問に対しては,今年度から,一人一人に回答するようにしている。昨年までは,一括して授業冒頭に説明していた。今年から変えたのは,各授業とも,毎年どこかは改善すべきという考えと,コツコツやって覚えるのが重要な「簿記」を学習するのに今年はしんどい環境であろう(人数が多すぎる)から,直接コメントすることが主体的な学習意欲の持続につながるならよい,という考えによる。もっとも,多い多いと言いながらも,前期の「農業経営学」の半分。全員がコメントを書くわけでもなく,物理的に対応可能だということもある。