業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月24日(日):学会参加(2)

・午前,学会シンポを聞いた後,三重に帰還。
 
自分のような行間を読みがちな(実は行間がなくても読んでしまう)人間からすれば,「新たな○○」といったテーマになっているときは要注意(笑)。
 
帰還途中に以下の作業。
 
・科研申請書類の手直し。昨夜に事務から修正コメントがついたので修正。2本出していると,特に金額の部分では1本修正するともう1本も修正することになる。ともあれ,修正作業を終え,再提出完了。
 
・今回参加したのとは別の学会から依頼されている研究レビュー原稿の執筆。自分が取り組んでいる分野だから動向をよく分かっているだろうということでアサインされるわけだが,こうなると自分の研究を自分で評価する羽目になり,やはり難しい。もっとも,難しいなどと言っている場合でもないので,鋭意作業は進める。
 
レビュー論文を書く場合は,「自分もある程度詳しいが研究業績がない分野」というのがベスト。例えば,過去に取り組んでいたが,最近は取り組んでいない分野など。そうすれば,「自分がやっていた頃はこうだったが,今はここまで研究が進んでいて,今後はこういう展望」というのが見えやすい。ただし,これもあまり時が経ちすぎると浦島太郎になってしまうし,そういった人や分野がそうあるわけでもない。
ということで,腰痛が懸念材料だが,学会参加の週末も無事に了。