業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

4月27日(火):義務と権利

本日も子どもの保育園送迎つき。
 
・明日の3授業「Science English 1」「大学院講義」「3年演習」の準備。先週一旦仕上げたものを,思うところがあってもう一度やり直したり,連休明けに向けた宿題や資料を作ったり。一部は連休明けの授業準備にもかかりつつ,無事に了。
 
農水省受託研究の開始に向け,来学された担当官と打ち合わせ。無事に終了し,いよいよ今年度事業の開始に向けて動き出す。まず採用手続き。事務方には色々と急いでいただく。また,アメリカでお手伝いいただくスタッフとも情報交換も開始。
 
・残りの時間はタイ・チェンマイ大関連の作業。1)5月に来学する訪問団の対応(アドミニ作業:急遽依頼されたレター書きやメールのやり取りなど),2)同じく5月に実施を予定している調査の準備(アルバイト学生の手配:希望学生が意外に多くてびっくり),3)共同事業を進めるための学内公募申請書書き。費用対効果を考えるとそれほど時間をかけられず。ともかく執筆作業は今日で終わり。あとは微修正のみで今月中に提出予定。
 
・他大学で実施する集中講義(大学院)日程の調整や某学会で出版を予定している研究動向本の執筆打ち合わせなどのメールのやりとり。メールとはいえ,研究動向に関する意見交換となると重い。
 
・原稿依頼1件。立場上依頼されたら書かざるを得ず,しかも依頼されるだろうなとは思っていた。「想定内」か(苦笑)。そういえば,この言葉遣いが流行った数年前,英語の授業で学生に「想定内」を英語で表現せよと問題(クイズ)を出したことがあった。
 
標題について。農水省の担当官とお話をしたときのこと。該当事業を受託している研究グループは全部で8つあるのだが,それぞれの代表者の中で自分は飛びぬけて若い(というか無名)。基本は重鎮の先生方なので。にも関わらず(だからこそなのかもしれないが),これまでの自分は決して優等生ではなく,生意気なことを少なからず言ってきたのだが,本日の諸々の情報交換の中で,やるべきこと(義務)をきちんとやれば主張もできる(権利),逆に言えば,主張したければやることやれ,という基本原則を再認識。当たり前といえば当たり前だが。血税は有効活用せねば。
 
5月の連休は,カレンダー通りの勤務となるため,連休突入前の出勤日はあと2日。手がつけられるところに手をつけておくことも大事だが,まずは連休前に片付けておくべき仕事を完了させることか。
 
一方,予定を見ると明日は授業が3つ,金曜は会議が2つ。時間は有限。