業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

12月25日(金):東京出張+ラスト3

年内最後の東京出張。

・東京にて,「家族経営協定」検討委員会に出席。こういうご時勢なので来年度どうなるかわからない,だからきちんとしたものを作ろうと委託元も気合が入っている。

が,会議中からどうも違和感がぬぐえない。自分が書きたいと思っている対象と,委託元が読んで欲しいと思っている対象が恐らく違うことが原因かと思っていたが,要は自分が書く「レベル」を落としたくないのだとわかってきた。これは自分の授業でも心がけていること。ゆとり世代だの何だの言うが,彼ら自身のことを思えばレベルを落としてはいけない,たとえ彼らが理解できなかったとしても,こういうことを理解せねばいかんのだということを示し続けるのは大事だと思っている。

とはいえ,今回は学生相手ではないし,委託元に指示された通りに書くしかないのだが。

移動中の車内等で以下の作業。

農水省委託事業の予算執行状況の整理。事業開始から4ヶ月が経過し,終了(2ヶ月後)が見えてきたので。そこそこいい線行っているのでは?という感想だが,それにしても6ヶ月は色々な意味で短すぎる。来年度に向けて,今年度どこまで進められるかが課題。

・来年度の授業シラバスの執筆開始。自分が執筆すべきは5本。非常勤講師に代わっての入力分が3本,その他直接執筆はしないが,執筆に向けていくばくかの協力が必要と思われるものが2本。今日は自分が執筆すべきもののうち2本を執筆。締切は来週月曜。

夜は某コンサートに出席。仕事が忙しそうに本日誌を更新しているが,先月からの3ヶ月で3回コンサートに行く算段はついている。趣味は趣味でさぼらず(笑)。そして,会場(名古屋)に到着して,数年前に同じ会場で同じアーティストのコンサートに来たとき,その建物内の別会場で学生の楽団がコンサートをやっていて,後日学生から,先生を見かけましたよ,○○のファンなんですね,と言われて恥ずかしい思いをしたことを思い出した(笑)。

勤務はあと2日。とにかく年内できるところまで。