業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

12月18日(金):調査49

・昨夜に数時間の仮眠を取った後,ひたすら学会発表エントリー用論文の執筆。とにかくつらいつらい(苦笑)。昼過ぎに無事に脱稿し,エントリー資料を送付。締切数時間前だったが何とか間に合った。もっとも,事前審査で落とされることもありうるので,これで安心してはいけない。

・年明けの調査2本に関して諸々の連絡。調査目的や聞き取り項目についてメールやらファックスやら。1件は,送付先の担当者の方の氏名がわからず(先日電話してお名前を伺い,メモしてあったのだが,そのメモが読めない),もう一度電話してお名前を尋ねる失態を演じる。

・午後の調査に向けて資料のチェック。

眠さに耐えながら大学を出発。忘年会で酒飲んで過ごし,数時間の睡眠後にずっと論文を書いていたわけだから,眠くて当たり前だが,事故を起こしてはいけない。

・県内農家を訪問し,「家族経営協定」聞き取り。調査というより締結支援に近いが,農家の方の議論そのものが本当に勉強になる。

これで年内の調査は終了。今年は49回。昨年は40回だった。数だけ追っても意味がないのだが,1つ1つの調査を大切にして,成果を出すのが自分の仕事。

学会エントリーが終了し,一息つきたいところだが,月初に子供がインフルにかかったために業務が約1週間止まった影響で,締切(本日)に間に合わなかった原稿作業(計8本)が1つ。全く手をつけていないわけではなく,現地報告(2本)は要約版を既に作成済みだし,その他原稿(6本)も元ネタはあるのでまったくの書き下ろしではないのだが。

それなりの勢いで遅れた分を挽回してきたつもりだが,これは間に合わなかった...

と言い訳したところで締切超過には違いないので,週末に作業を進め,週明けには提出したい。